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悲劇
優真の体に異変が起こって五日後、ある事が起きてしまった。
あれから、優真は休む時間が減った為、薬を飲む時間も減り、体の痛みが治まるのに時間が掛かった。それと同時に発作が起こる事が増えてしまった。
しかし、誰にも相談せず無理をして休まずアルバイトを続けていたことが問題だったのだろう。
律のところでの休憩時間。
休憩時間が終わったのに、十五分経っても優真が休憩室から戻って来なかった。それを不思議に思い、律は様子を見に行った。
すると、優真は机に顔を伏せていた。
「優真君、休憩時間終わったよ」
呼びかけたが、返事がない。
「おーい、大丈夫かい?」
律は呼び掛け続ける。
「………」
やはり返事はない。
「優真君?」
律は優真の肩を揺さぶった。
すると、優真の手のひらに血がついてることに気がつき、今度は必死で呼び掛けた。
「優真君! 大丈夫かい!? しっかり!」
しかし、優真は依然として目を瞑ったままだ。
律は救急車を呼んだ。
暫くして救急車のサイレンが聞こえてきた。




