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すれ違い

 次の日、優真がアルバイトに行こうとしていたとき、咲を見つけた。咲は信号の向こう側にいた。


 しかし、友達と話していたせいか、優真に気づかない。

「咲、テストどうだった?」

「それが、今回は自信ないよ」

どうやら、テスト期間中だったらしい。学生らしい会話だ。


(んーと、話しかけるのやめようか。向こうから話し掛けられれば話そう)

優真は心の中で呟き、一人納得するように頷いていた。


 すれ違うも咲は依然として優真には気づかない。


 優真は信号を渡った後、振り向き寂しそうな顔で咲の後ろ姿を見て、ため息をついた。


 そして、前を向き歩き始める。そのまま、アルバイト先に向かった。



 二週間後、拓弥が予想していたことが起こった。

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