ぽるちゃんとミニぽるちゃんたち
「ぷにぷに ほおぺに♪
まるい みみ♪
にこにこ えがおの♪
ぽーるちゃん♪
ぽーるちゃん♪」
鼻歌を大熱唱しながら
今日もぽるちゃんは山の中をお散歩。
「ぽりゅ ぽりゅ ぽりゅ ぽりゅ」
あれあれ、ミニぽるちゃんたちが小走りしてきます。
「ミニぽるちゃんたち どこいくの?」
「「「「ぽりゅ!」」」
ぽるちゃんを手のひらに乗せられるくらい小さくしたミニぽるちゃん。
ぽるちゃんは黒白模様。
ミニぽるちゃんは桃色と白模様の子もいれば、水色と白模様の子、紫色と白模様、黄緑色と白模様などたくさんいます。
「キツネママとパバのところに行くの?」
「「「「ぽーりゅ!」」」」
「ぽるちゃんも一緒に行く!行ってもいい?」
「「「「ぽーりゅ!」」」」
ぽるちゃんもミニぽるちゃんと一緒に行くことにしました。
「くんくん わー いい匂いがしてきた」
「「「「ぽーーー!!!!」」」」
木のお家から出てきたのは、黒いエプロンを着けたキツネパパでした。
庭のテーブルには、すてきな樹の実のお菓子がいっぱい置いてあります。
三角耳、三角顔、ふさふさの長い尻尾。
まるでキツネみたいなので、みんなキツネママ、パパと呼んでいます。
「たーんと めしあがれ」
キツネパパはニコッと笑うとつり目が一段とつり上がりました。
ぽるちゃんたちに気づいたキツネママがキッチンの窓が開けて声をかけました。
「たーんと めしあがれ」
やっぱりママもニコッと笑うとつり目が一段とつり上がりました。
お料理上手のキツネママ。
食材探しはピカイチのキツネパパ。
「いただきまーす」
「「「「ぽりゅー!」」」」
森からほかの子たちもやってきました。
もふもふのふっわふわ。
今日もみんなにっこにこ。
食後はお昼寝かな。
今日もいいお天気でよかったね。