ぽるちゃんとゆかいな森の家族
「ぽるちゃん♪ ぽるちゃん♪
ぽるぽる ぽるぽる ぽ・る・ちゃん♪
ハッピルン♪ ハッピルン♪
ぽるぽる ぽるぽる ぽ・る・ちゃん♪」
「丸い耳、丸い顔、丸い身体、丸い尻尾。
白黒の毛皮といば?
だーれだ?
仕方ないな、ヒントだよ。
目の周り、耳、肩から手足が黒くて、他は白いよ。
そう!
正解は〜
みんな大好き、ぽるちゃん!!」
今日もぽるちゃんは鏡に向かって大きなお歌と独り言を話しながら元気いっぱい弾ける笑顔。
もふもふ、ふわっふわ。
「おとーさーん、お腹すいたー」
「今日はぽるの大好きなキノコのクリームスープだぞ、味見するか?」
「わ〜いいの?!」
「ほら、朝ごはんはもう少しでできるから、こっちを手伝ってちょうだい」
「はーい、おかあさん」
ぽるちゃんも朝食準備のお手伝い。
お父さんはぽるちゃんとそっくりな耳と顔と尻尾。大きな身体で全身真白の毛皮、少しお腹がぽっこり出いる所は違うかな。
お母さんは、三角の耳、丸い顔、長い尻尾、長いおヒゲ、驚くとにゃーて言う、全身真っ黒の毛皮。
「さあ、できたぞ」
「わーい!」
「美味しそう」
ぽるちゃんの暮らす森にはどこにでもある風景。
ありきたりの毎日。
3頭とも、もふもふのふっわふわ。
「「「いただきまーす」」」
宝物の時間。
今日も仲良くモグモグタイム。