表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界の神はインモラル  作者: アリス
第14章
201/319

魔法教室開講

いらっしゃいませぇヽ(=´▽`=)ノ

本日もお越し頂きまして、誠にありがとうございます!

そして翌日、魔法教室が開講した。

本日の生徒はフェン、ヘル、ルリカ、リーフの4人。

まずはファイから転移魔法についての説明がされる。


「大体分かっているとは思うけど、まずは転移魔法がどういうものか説明するわね。転移魔法は言い換えれば瞬間移動よ。マーキングをした場所に一瞬で移動することが可能で、一度習得できれば術者本人が死なない限り、一度つけたマーキングは使い続けることができるわ。その使い方は多岐に渡り、術者本人が単体で移動する他、自分の魔力が干渉する範囲のものであれば、荷物を運んだり、人を連れて移動をすることもできる。この辺は、皆も体験済みでしょ?それから、基本的に魔力の消費量は常に一定。何人連れていようが、どれだけ荷物を持っていようが、1回の転移にかかる魔力は自分単体で転移する時と変わらないわ。そもそも、転移魔法自体がかなりの魔力を消費する魔法なの。人間の魔術師ならば、1日にそう何度も使えるものじゃないのよ。・・・あなた達の主が普通じゃないってことは覚えておいてね」

「「「「はい」」」」


ファイが私をビシッと指差し、サラッとディスる。

おい、君らも「はい」じゃないだろ。

不満をわざわざ口に出して

講義を中断させるようなこともできずモヤる。

そんな私のモヤっとには目もくれず講義は実践練習へ。


「では、基本のマーキングから。これが一番重要よ。マーキングは言わば狼煙。離れたところからここへ帰ってくるための目印になるものよ。マーキングがキチンとできていないと転移魔法そのものが成立しないから、しっかりね」


一通り説明し終えると、ファイとニーナで

手分けして従魔達に術式を教え始めた。

それを横目に、私もヨルに教え始める。


「ファイの説明、理解できた?」

「まぁ…はい。とりあえずは。後は、お願いします」

「うん。じゃぁ始めよう」


人に物を教える時は、擬音が多くなる感覚派の私。

そんな私の説明を理解できるのはヨルだけだったし

ヨルはヨルで、理屈で説明されるよりも

そっちの方が分かりやすいということで

私はヨルにマンツーマンで教えることになったのだ。

というわけで、レッツスタート!



・・・したのだが・・・


「う、嘘だ…。全然できない」

「こんなに難しいなんて…」


大苦戦を強いられている。

開始から2時間が経過したが

まだ誰も成功していなかった。

ヨルでさえ、まだ成功の(きざ)しすら見えていなかった。


私は焦った。

・・・マジで?これってそんなに難しいものだったの?

内心でアタフタしていると、ファイが皆に声をかけた。


「そんなに焦る必要はないわ。これを習得するまでに、普通なら2週間、ニーナでも10日はかかったから。まぁ、あくまで人間の話だけどね」

「!?」


私の声にならない驚きを感じ取ったのか

ファイは私にも声をかけた。


「一応参考までに聞くけど…カオリはどのくらいかかったの?」

「・・・さ」

「さ?」

「・・・30分」

「「「「「はあぁ!?」」」」」

「スッゲェ!やっぱカオリ様って何かおかしいッスね!」

「ヴェール様とヴィータ様が仰っていたのはこういうことか…」


・・・なんだろう。すごくいたたまれない。

悪いことじゃないはずなのに、ちょっと泣きそうになった。

ここまでお読み頂きありがとうございました。

次回更新は23日、火曜日を予定しております。


よろしくお願い致しますm(_ _)m

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ