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異世界の神はインモラル  作者: アリス
第12章
179/319

レッツ改良!

いらっしゃいませぇヽ(=´▽`=)ノ

本日もお越し頂きまして、誠にありがとうございます!

うーん…どうしたものか。

建築することなく、今の家と同等の大きさの物を

何の力を使わずにポンと出すなんてことは

さすがに無理がある。


何か解決策はないかと頭を(ひね)っていると

ダレルがポツリと呟いた。


「方法は無きにしもあらず。ただ…時間がかかる」

「え、ホント!?私達にもできることある?何でも言って!」

「そうだな、手伝ってもらいたい。少し調整が必要だから、コトの詳細が決まったら、また連絡する」

「分かった。待ってるね」


どうにか問題は解決の(きざ)しを見せたので

ダレルとの通信を終えた。


そして連絡が来たら、また迎えに行くと約束し

ローズとルリカを村へ送り届けた。


戻ってきた私は、改めて通信球と向き合った。

現状の通信球は

「魔力を記憶させた者同士だけがやり取りできる」

というもの。


騎士団や魔術師団が使っていたもの通信球だが

あの場合は、団長、隊長格の者達だけが

魔力を記憶させていて、やり取りをするというよりは

一方的に指示を伝えるためだけの機能しかないようだ。


そして隊長格の者達は、やり取りをするための通信球を

別に持っており、団長、副団長はその人数分の通信球を

管理し、使い分けなければならない。


戦場や大規模な作戦を展開する場面では

一度に多数の通信がはいることもあるため

オペレーターも必要になってくる。


使い勝手の悪さの原因は、言わずもがな

「限定される使用者」と「前触れなく聞こえる声」


「限定される使用者」については、以前から話にある通り

使用する人間がそれぞれ2つの通信球に魔力を記憶させ

その本人達しか使えないというもの。


言うなれば、互いにラジオを持っているような状態だ。

魔力が電波だとすると、個々で違う周波数の電波を

飛ばしても、受け手にアンテナやチューナーがなければ

受信できない。

そのアンテナやチューナーを取り付ける作業が

「魔力の記憶」なのだ。


「前触れなく聞こえる声」については

例えるなら、会議中や図書館、映画館などで

着信音が鳴ってしまうようなもの。


マナーモードなど当然無いし、電源もないので

通信を切ることはできない。

受け手の都合はお構いなしに突然声が聞こえだす。


騎士団の訓練場にあったような

拡声器的な使い方なら問題ないが

相手とのやり取りが必要な場面では

やはり、不便を感じてしまうのだ。


「さて、どうしようかな。何とかしてタツの力を応用できないかな」


先程目の当たりにした鬼の妖力

人間の意識と魂に干渉するというその力は

私達、主従関係と魔力を介して繋がりのある者達で

成り立っていた念話を見事に再現した。


その力をどうにか通信球に反映できないかと考え

思いつく限りの方法で

タツの力を通信球に与えてみたのだが…


「・・・ダメだ。何も変化しない」

「俺達にとってもこんな試みは初めてだからな…」

「そもそもタツの力自体が、この世界の物質には効果をもたらさないのかもしれないわね」

「力及ばず、申し訳ない」

「いやいや、タツが謝ることじゃないよ!無茶を言ってるのはこっちなんだから」


申し訳無さそうに肩を落とすタツを見て

ふとひらめいた。

もしかしたら、アレが使えるんじゃないか!?

ここまでお読み頂きありがとうございました。

次回更新は2日、土曜日を予定しております。


よろしくお願い致しますm(_ _)m

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