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異世界の神はインモラル  作者: アリス
第12章
173/319

チャレンジはプライスレス

いらっしゃいませぇヽ(=´▽`=)ノ

本日もお越し頂きまして、誠にありがとうございます!


ブクマ登録、評価も頂きまして

感激の極みでございます!(≧▽≦)

スパイ疑惑が浮上し、その調査を

ダレルが請け負ってくれたのはありがたいのだが…


「ダレル、大丈夫?ちょっとやること多くない?」


騎士団長という立場上、ただでさえ日常業務が忙しいのに

アーサーの説得とスパイの調査という、時間のかかる話を

抱え込むことになってしまった。

彼にばかり負担を強いるのは、こちらとしても不本意だ。


「まぁ、そうだな。確かにやることが増えたな。だが、もちろん手伝ってもらうつもりでいるぞ?」


ダレルはそう言うと、ニヤリと少し意地の悪そうな

笑顔を私達に向けた。


「そりゃもちろん!できることは何でもやるよ!」


とは言ったものの、私達の存在が公になっている現状で

動くのは、どうしても目立ってしまう。

何かを秘密裏に…というのは難しそうな気がした。


「では、いくつかやってもらいたいことがある」


そう言って、ダレルは私達にいくつかの依頼をした。


「それだけでいいの?私達には大した負担もないし、それで済むならありがたい限りだけど・・・」

「あぁ、とりあえずこれを実行してくれたら、後は俺が罠を張っておく。それを仕掛け終えたら、アーサーと話をする。その時またタツに城へ来てもらうことになるが、構わないか?」

「もちろんだ。連絡を待っている」

「そうだ、連絡と言えば、今回はちゃんと持ってきたんだ」


ダレルはウエストポーチから、通信球を取り出した。


「あ、通信球!そうそう、欲しいと思ってたんだよ!これって個人で買うにはちょっと…お値段がねぇ」

「あー…まぁ、そうだな。かく言うの俺も、国からの支給品だからな」


そして以前にも感じたが、この通信球

そこまで使い勝手の良いモノではない。


使用するには、まず2つの通信球に

使用者がそれぞれ魔力を記憶させなければならない。

それを行った当人達だけが使えるという代物だ。

糸電話のようでもあるが、糸電話は物理な分

使用者を選ばない。


だが、通信球は使用者が限定されてしまうので

電話のように誰にでも繋げられるというわけではなく

場合によっては、相手別に何個も持たなければならず

不便なところも多いのだ。


そして何より、前述のように値段が高い。

王族に連なる貴族の子息であるダレルですら

個人では持っていない。

国に仕える騎士だからということもあるが

国からの支給品を使っているのだ。

到底、一般市民の手が届く物ではなかった。


「もう少し安く、()つ使い勝手が良くならんもんかねぇ」

「せっかくだから、俺が預けた物を少しいじってみてはどうだ?万が一壊れても、ヴェール様がいらっしゃるなら大丈夫だろう」

「これくらいなら、仮に壊れてもカオリの力だけで十分よ」

「そっか、そうだよね。よし!ちょっと改良できないか、色々試してみるよ」

「あぁ。先程頼んだ件も、こちらで少し準備が必要だからな。整い次第連絡を入れるが、それまで自由にやってみてくれ」


よっしゃ、やったろう!腕が鳴るぜぃ!

ここまでお読み頂きありがとうございました。

次回更新は17日、土曜日を予定しております。


よろしくお願い致しますm(_ _)m

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