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第7話 初授業……

やっと7話……。

「おはようこんちはこんばんは、俺が科学魔術学部1年の担当、日合ひあい炉鬼ろきだ。よろしく」

俺達が科学魔術学部に来て指定された席…全員が一列で隣だった…に着いて数分後、白衣を着た「少年」が来た。

それで最初の一言がアレだったわけだ。

「ちなみに俺がこんな身体なのは科学と魔術でいろいろやったら肉体年齢が停止したからだ。精神年齢は1000を超えてるから……てめぇら、俺のことなめたら解体して改造して改良するかんな?」

1000超えてるって……ありえないだろ!!

ほら、皆引いちゃってるし…って凛音は何で「じゃあろーくんだね!」って笑ってんの!?鴉は何故「よろしくお願いしまーす」ってにこやかに言っちゃってんのぉ!?

「?…おお、よく見たら神代裕真じゃねぇか、てめぇの父親も科学魔術学部で俺がよく改造してやったが元気か?一度診察してやるって伝言伝えとけ」

「……はい分かりました……」

父さん…先に言えよ……。

いや、恐怖のあまり思い出したくもなかったってところだな。

つか科学魔術学部なのかよ。

「父親で満足したからな。お前は改良してやる」

「改造も改良も同じじゃねぇか!!」

「何言ってんだ。改良なら改めて良くなれるってことだぞ。よし、放課後俺の研究室に来い」

「いやですっ!」

何言ってんだぁぁぁ!!

「…チッ。よし、授業を始める」

舌打ちしたよな!?おい!!

「うっせぇ」

「心読むな!!」


授業はまぁ、基礎だった。曰く、「復習」らしい。

「魔術はつまり元素からできてるわけだな。その中で最強の元素魔術は何もなく、全てが平等だ。さが強弱関係はあり、火、水、雷、空気…風、土、風…もちろんわかると思うから説明は省く」

省くのかよ。

ちなみにアースの中で有名な元素とは「火、水、雷、空気かぜ、土」だ。

「こんな感じに雷と空気を混ぜれば……………こんな感じだ」

炉鬼先生の腕に雷が走っている竜巻が生まれ肩から手首までを往復している。

おお――っ

周りから生徒の感嘆の声が漏れた。勿論俺もそんな1人。

あ、言い忘れてたが1年は合計10人だ。男5人、女5人の10人。

「魔力…魔術を最大限発揮させるには己の知恵だ。知恵があれば魔術は応える。それに元素魔力の雷を発達させればナ●トの●スケの十八番、千●だって出来るかも知れないし、火を発達させればマ●オのクッ●のおなじみ火炎放射だって出来るかもしんねぇ…いや、リ●ードンの方がいいか…」

「例えで二次元出すってどんだけだよ!つか最後はジャンルがちげーよ!!きちんとポケ●ンを言えよ!!」

「うるさい、何出そうと教師である俺の勝手だ」

この学園、俺様多くね?

ちなみに元素魔力って言うのは自分がどれだけ元素を操れるかを言葉にした奴で、発達させるって言うのは修行して強くなる…みたいなもんだ。

「簡単に言うと、魔術には想像力も必要だ。剛毅な考えと柔軟な想像。いや、強固な理性と曖昧な感情、か……」

意味分かんねぇよ。

そして炉鬼先生は黒板を思いっきり叩いた。

ドン!

とても大きな音が鳴った。

「俺の授業はこれで終わりだ」

そして扉を開けて先生は立ち去った。


―――初授業終了。


ってこれでいいのか!?

読んでくださりありがとうございました。

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