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あなたの青い空   作者: アルフォンス
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生きることの辛さを知った8歳の私

私の最初の挫折は、小学2年生


いじめに合いました。


原因は、酷い東北訛り、やけどと喘息のため身体が弱かったからです。


今思うと、いじめにあう条件は全て揃ってます。


パンツを脱がされたり、喘息が酷いのに暴力を受け、やっと家に帰ったと思ったら鍵がかかってました。

私は絶望し、嘔吐してそのまま玄関で眠りにつきました。


「死ぬのかなあ」


子供ながら、そう思いそれでも良いやと今でもハッキリと覚えてます。


そんな私を父は怒鳴り、行きたくない学校に無理矢理行かされ、酷いときは、朝、喘息の発作が酷くて立ち上がれない私を何度も投げたりしてました。


そんな私を何度も救ってくれたのは、兄でした。


それでも、何人かは友人ができました。

一人はよく私をいじめていたグループのひとり、あとは、居酒屋の息子、肉屋の友達でした。


いじめっこなのに、何故か二人なると、ほとんどいじめがなく、それどころかよく家に来いと誘われました。最初は無論嫌でしたが、その子のお母さんが私にとても優しいのです。


今思うと、その子には友達がいませんでした。

なので、私と友達になりたかったのでしょう。

そして、その子からのいじめがなくなりました。

原因はその子のお父さんがなくなったからだと思います。


そこからは、すごい良い友人関係になり、暴力もなくただただ笑って駄菓子屋にいったり、その子の家で楽しい日々がありました。


しかし、家庭事情でその子は、転校しました。

その子のお母さんは本当に始めてお会いした時から優しい方でした。


また、居酒屋の息子の友達は違うグループの中心的存在で、よくいたずらをしてました。

工場にこっそり忍び込み、そこでみんなであそびまくり、いつしか工場が閉鎖された時は、よく覚えてないですが、廃墟となった工場でいたずらをしまくりました。

また、学校でも、よく遊んでました。

その子の家は、居酒屋だったので、一階がお店で二階が住居でかくれんぼやヒーローごっこをよくやりました。

夕方遅くになると、お店の準備の音が聞こえて来ました。


そんな私が嫌いなことが、火傷の手術の為の入院です。

毎年、夏休みは手術の為入院。

そのせいもあり、勉強が得意ではなかったので、成績はかなり悪かったのです。父からはよく優秀な兄と比べられ、差別されました。兄はそんなの関係なく、いつも創作の話やオモチャを一緒に作ってくれました。


病院でも、友人がいました。

その子は手を火傷していたので、毎年合いました。

よく、二人は看護師さんから怒られるくらい病院の中を遊び場にしてました。

また、テレビを借りてくれていたので、アニメをよく観てました。


いじめグループからの行為は、ずっと続いてましたが、

それでも、沢山の友人に恵まれました。


小学4年生の時、引越しが決まりました。

私はいじめから逃げられるという思いと、沢山の友人とまた離れることの思いが交錯して、泣いてしまいました。


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