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第121話 体育倉庫で誘惑失敗

R15には引っかからないとは思いますけど・・・。

 ある日の休み時間。



 「ううっ、寒い」



 僕は今、校庭の隅にいる。


 これから、体育の時間だからだ。


 それで着替えた後、校庭に出て、これからに備えている所である。


 他のクラスメートは、校庭の真ん中で、寒さに振るえながら固まっている。


 なぜ、僕がこんな所にいるかと言うと。


 風が冷たいので、始まるまでここで避難しているからだ。


 こんなに寒いのに、半袖、半ズボンを強要するんだから、あの体育教師は。


 とりあえず、周りには僕一人しかいない。


 校舎の隅の辺りで、校庭の中心を(なが)めていたら



 「うわっ!」



 突然、腕を引っ張られた。


 腕を引かれると、校舎の裏に引き込まれる。


 そして、引っ張られた方向を見ると。



 「はろ〜、あーちゃん♪」



 そこには、ニコやかな顔をした、美咲先輩がいた。



 「先輩、何をするんですか!」


 「ふふふ、ごめん、ごめん」



 そう言うけど相変わらず、悪いことをしていると言う意識が無い先輩。



 「・・・それで、僕に何の用ですか?」


 「ん、あーちゃんに来てもらいたい所があるの」



 そう言うと、僕を引っ張り出した。



 「ね〜、ほら、ほら、こっちに来てよ〜」


 「ちょ、ちょっと〜、先輩、引っ張らないでよ〜」



 僕がそう言うのにも関わらず、先輩が僕を強引に引っ張って行った。



 ***************



 そうして、僕はいつまにか校舎の影にある、体育倉庫に着いていた。



 「先輩、こんな所に何があるんですか?」


 「まだよ、こっちにおいで」



 そう言って、先輩が僕と一緒に、体育倉庫のドアを開けて、中に入った。


 体育倉庫の中は薄暗く、目が慣れるまで少し掛かった。



 「先輩、本当に、ここに何があるのですか?」



 もう、痺れを切らして、僕は先輩に尋ねた。



 「ねえ、あーちゃん、ここでもっと良い事をしましょう♡」



 と、それまでの軽い雰囲気が一変し、先輩の僕を見る瞳が熱くなった。


 そして、先輩は僕の体操服とTシャツを(めく)ると、僕の肌を外に晒した。


 僕をそうした後、先輩がカーディガンを脱ぎ、それからセーラ服のリボンを取り、上着を脱ぎ、そしてTシャツを脱ぐと、上半身が下着だけの姿になった。


 先輩が上半身、下着の状態で僕に抱き付くと、お互いの肌と肌が直接、触れ合う。


 その感覚は、服の上からよりも熱く、また張り付くような感触が堪らない。



 「ねえ、あーちゃん、初めてだよね。

私が、リードするから、安心してね」


 「せ、先輩、ごめんなさいーーー!」



 僕は、その言葉を聞くと、先輩を置いて、一目散に体育倉庫から逃げ出した。



 「あーちゃんの意気地なし〜〜〜!」



 背後から聞こえる、先輩の叫び声を聞きながら、僕は心臓をバクバクさせながら、走って去った。



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不思議な先輩女子と、平凡な後輩男子との不思議な話。
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