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ノートの切れ端  作者: 本宮愁
13歳
81/91

ココロ (2007)

臆病

弱虫

短気

ひきょう者・・・

見つかるのは短所ばかり

自分の心をのぞいても・・・


見ていたくない

―だけど見てしまう

知りたくなどない

―だけど知ってしまった

認めたくない

―そう、だから・・・


あたしは心に蓋をした

見てしまうのが怖くって

知ってしまうのが怖くって

認めてしまうのが嫌だった・・・

だから心に蓋をした


徐々に徐々に増えるもの

蓋に乗せられてく重石

見てしまうのが嫌だから

知ってしまうのが嫌だから

認めずにまだいれるよに・・・

ただただ必死になっていた


あたしはあまりに愚かだった

失ってから気づくんだ

どんな心でも必要だった

みんなあたしなのだから・・・


あたしは心を失った

残ったのは操り人形

操るものを失って

もう動かない操り人形


昔はよく笑ってた

昔はよく泣いていた

昔はよく怒ってた

昔はもっと楽しんで・・・

今はもう無いものばかり

心を失った人形にはもう・・・


わかったのに

―だけどもう遅い

気づけたのに

―だけど何の意味がある?

やり直したい

―そう、だって・・・


あたしは答えを見つけ出した

わかったんだ大切なこと

気づけたんだ大切なこと

やり直すのは無理だけど・・・

答えを見つけ出せたんだ


探すだけじゃだめだった

見つかんなくてもそれが何?

たとえ自分に今なくても

長所を見出せずにいても

自分で作ればよかったのに・・・

あの時はまだ気付けなかった


失った心はもう戻らない

あたしの心は眠りに就いた

だけどまだあるのなら

1欠片でもあるのなら

足りないところを作り埋め

もう1度心を作るだろう

もう1度あたしがもどるだろう・・・


―操り人形は目覚めるだろう―

初出:某所サークル掲示板

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