表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ノートの切れ端  作者: 本宮愁
14歳
55/91

偽愛/voice of proof (2008)

【偽愛】


月の満ちる夜 人々は心狂わせる

闇が覆う空 星々は光曇らせた


今宵もまた 繰り返される 花の宴

甘美な香りに誘われて

ひらりひらりと蝶が舞う

その行く末に光は見えず



花の開く夜 世界は時を狂わせる

心覆う影 澄んだ瞳曇らせた


今宵も嗚呼 繰り返される 虚無の宴

甘美な言葉に惑わされ

欲に溺れた蝶が舞う

その行く末は黒に染まり



さぁ 舞うがいい 狂うが如く

己の心さえ見失い 欲に塗れた館の中で


今宵もまた 愚かに堕ちる 蝶の宴

妖しい光に狂わされ

誰とも知れぬ蝶と舞う



永遠に 永遠に 永遠に――


明けぬ夜に暁が訪れるまで








【voice of proof】


ねぇ 声を聞かせて?

何も見えない 暗闇の世界

冷たさと静寂が支配した


声を聞かせて 一言でいい

“ここにいる”

誰かの存在の証が欲しい


孤独の寒さに肩を震わせ

声の限りに キミの名を呼ぶ

手探りで 唯 ヒトの温もりを探す


コトバ ヲ クダサイ

“独りじゃない”

それだけで きっと……


闇に光が

冷たさに温もりが

静寂に音色が


私に生命-イノチ-が 与えられる


“ここにいる”

私の存在の証が、生まれる。

初出:某所作詞掲示板(偽愛)

初出:某所サークル掲示板(voice of proof)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ