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ノートの切れ端  作者: 本宮愁
14歳
52/91

White Xmas/tear (2008/12)

【White Xmas】


聖夜の街に舞い遊ぶ雪

長く伸びる影 二人分

震える肩を寄せ合うように


不意に目が合って

     笑い合って

重なり合った 二人の声

白い吐息が宙-ソラ-に溶けた


“大好きだよ”

言葉にすれば簡単で

伝えきれない想いをそっと

沈黙という温もりに乗せて


繋いだこの手の温もりを

二人寄り添う この距離を

永遠に守り続けたい・・・


願いは白い吐息にのって

    雪降る空に静かに溶けた








【tear】


凍てつく雨に身を震わせて

怯えるままに刃を振るう

虚ろな瞳 孤独な鏡

緋に染まる手が視界に滲む


モウイヤダ

響く叫び

ダレカオシエテ

涙の理由


傷ついて 苦しんで

もう十分だとダレカが喚く

傷つけて 苦しめて

まだ足りないとナニカが喚く


二つに裂けた心が叫ぶ


幾度も過ちを繰り返し

深みへと堕ちる 迷宮-ラビリンス-

赤黒く広がる水面の上

血染めの刃がそっと沈んだ

初出:某所サークル掲示板

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