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ノートの切れ端  作者: 本宮愁
17歳
30/91

Moon Яight (2011)

闇夜の暗い空間を

静寂がただ包んでいた

ぽつりと浮かぶ三日月は

何故か悲しげに輝いた


ねぇ お月さまのような君は

近くてもいつも遠くにいて

手が届きそうで届かない

幾度それを感じただろう――?


全てを優しく包み込み

他人-ヒト-の悲しみまで抱えてくれた

不器用な君の優しさは

いつも僕を救ってくれた


でも お月さまのような君を

一体ダレが救えただろう?

儚い程の君の弱さ

一体ダレが気づけただろう?


孤独に生まれ育った少女

愛を知らない冷めた心

その中でただ君は

誰にも知られず泣いたのだろうか



いつも お月さまのような君が

傍にいるのが当然で

崩壊する絆を前に

成す術もなく立ちすくんだ


その引き金を引いたのは……



ピースの欠けたパズルはもう

2度と埋まる事はない

月の満ち欠けのように

同じモノには……返らない


閉ざされた君の心

失われた掛替えのないもの

たった1つの鍵は今

何処にあるのかもわからない


月明かりのような君の笑顔

もう1度笑ってほしいんだ

奪い去ったのは僕だけど


心の中で泣かないで

もう1度信じてほしいんだ

耐えられないなら頼ってよ


壊れた絆はもう1度

もっと強く作り直そう

ぽっかりと空いた心の穴は

あの頃の笑顔じゃないと埋められないみたいなんだ

初出:サイト

関連:「Shut Hearts」

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