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ノートの切れ端  作者: 本宮愁
17歳
28/91

虚数平面 (2011/7)

ねぇ もしこの世界を虚構で埋めたなら

もう一度キミに会えるのかな


逢いたいよ、逢いたい


何を代わりに差し出してでも

どれだけの犠牲を払ってでも


その手を掴む為ならなんだってする


そうして忠誠の誓いを立てよう



ねぇ、どこまで行けば虚実は交わるの


逢いたくて逢いたくて逢いたくて

されど叶わないと知る


誰が為にこの身を捧ぐ


この心、この想い、

殺すも消すも同じこと




どれだけの嘘を積み重ねたなら

僕はキミに辿り着けるの


どれだけ高く飛ぼうとも

どれだけ深く沈もうとも


その先にキミがいないなら


ナニを目指せば生きていけるの




重ねて、重ねて、重ねて


ハジマリのイロを忘れても



けれど貴方の姿は無い



思い出にすら遺らない

存在すら与えてはくれない


刻むのはただこの想いだけ


それでも僕はこの手を伸ばす

キミに出逢うまで

どこまでも虚構に塗れた黒に溺れる



冷めていく 冷めて


醒めて



いっそ その影から

叶うことのないウタカタの夢

その幻影が放つ呪縛から


解き放ってよ












嘘。


僕は望んで沈むだろう



その果てにキミがいなくとも



貴方の影さえわからないのなら

真実などもうどこにもない



すべては消えゆく闇の中




もう、…………遅いよ

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