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「」 (2013/12)
淡々と告げられた言葉に、めまいがした。
言えるわけないじゃないか。
それでも俺は、お前が好き。――なんて。
「……そっか」
馬鹿な俺は、否定も肯定もできずに、あいまいに笑んで。
ヒビ割れた彼女の心に、決定的な刺突を加えたのだ。
――どれだけ後悔しても足りない、遠い遠い、幼き日のこと。
忘れえぬ傷痕は、いまも。彼女のイタミを映して、じゅくじゅくと疼きつづける。乾ききることもないまま、癒えることも深まることもないまま、ずっと。
初出:サイトMEMO
淡々と告げられた言葉に、めまいがした。
言えるわけないじゃないか。
それでも俺は、お前が好き。――なんて。
「……そっか」
馬鹿な俺は、否定も肯定もできずに、あいまいに笑んで。
ヒビ割れた彼女の心に、決定的な刺突を加えたのだ。
――どれだけ後悔しても足りない、遠い遠い、幼き日のこと。
忘れえぬ傷痕は、いまも。彼女のイタミを映して、じゅくじゅくと疼きつづける。乾ききることもないまま、癒えることも深まることもないまま、ずっと。
初出:サイトMEMO
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