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ノートの切れ端  作者: 本宮愁
20歳
10/91

ワレモノ (2014/3)

イタミは忘れるものじゃない

キズは癒すものじゃない


抱えていくものだ

抱えつづけていくものだ


奥底に沈めても

存在をなかったことにはできない

記憶の底に沈めても

事実を消すことはできない



時の流れは 人を癒すか

時の流れは 夢を癒すか


時の流れは 昨日を癒さない

時の流れは、



残酷に、今日を告げるのみ。



覚えている

いつまでも

忘れえぬ

そのときを


犯した罪も 払った代償も

なにものも己を救いはしない



抱えよ。沈めよ。受け止めよ。



その手のひらからこぼれ落ちぬように

その心が割れてしまわぬように


深く。

深く。

深く。


受け止める器を、ただ育てていくのみ。



いまは、ただ。

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