呪禁師(じゅごんし)の子
三隅伯爵家の一人娘・美知子の小間使い、タマは道で行き倒れているところを美知子に拾ってもらい、雇ってもらったことを恩に感じ、美知子の我儘にもめげず仕えている。おどおどした田舎娘のタマは隠しているが、呪禁師だ。そんなある日、美知子の父が殺され、タマが犯人だと疑われ、警察官に捕まってしまった。それを助けてくれたのは、特高の斎木白夜。白夜はタマの釈放に尽力し、「結婚してほしい」とプロポーズする。そのときは断るが、白夜はタマに何かと関わってくる。一方、犯人は捕まらないまま、家督を継いだ叔父の一家が屋敷に乗り込んでくる。美知子の物は従姉妹の佐和子の物となり、婚約者まで盗られてしまった。使用人たちも解雇されるが、行き場のないタマは哀願して、何とか残してもらい、美知子の力になろうとする。呪禁の術を使って。
(流血表現があります)
(流血表現があります)
ウロと少女
2025/03/21 08:30
お嬢様と小間使い 1
2025/03/21 12:00
偽りの家族とおまじない
2025/03/22 12:00
冤罪とプロポーズ
2025/03/23 12:00
家と屋敷の違い
2025/03/24 12:00
白夜の事情とタマの事情
2025/03/25 12:00
現場検証もしくは深夜のデエト
2025/03/26 12:00
家督相続と犯人捜し
2025/03/27 12:00
代替わりと婚約者の交代
2025/03/28 12:00
呪詛(じゅそ)と祝詞(ことほぎ)
2025/03/29 12:00
お嬢様と小間使い 2
2025/03/30 12:00
百鬼夜行と人の情(なさけ)
2025/03/31 12:00
こっちの家族と、あっちの家族
2025/04/01 12:00
禍福は糾える縄の如し 1
2025/04/02 12:00
禍福は糾える縄の如し 2
2025/04/03 12:00