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4話 〜黒幕登場?〜

相変わらず仲のいい二人に近づく不気味な影。

その正体とは!

「ん゛ー!!ん゛ー!」

「おとなしくしてな嬢ちゃん」

(誰!?この人たち!)

そこには黒の、いかにも盗賊のような服を身にまとった

ガタイのいい男たちが二人いた。

「今回のは上玉じゃねぇか!」

「いかにも悪役のセリフ言うなよ。まぁ悪役なんだけどなぁ!」

(ぷはぁ!布…外れた?)

「あ、あなたたちは、誰なんですか!」

(って言っても答えてくれないよね…)

「名乗りはしねぇが、まぁ色々と教えといてやるよ」

どういうこと?

「女の子をさらって人気のないところに三人、ヤるこたぁ決まってるじゃん?」

「へ?」

ビリビリビリッ!

「ヒッ!!やぁ!」

(ふ、服…!)

「へっへっへ、いい体してんなぁ。

 んじゃ早速いただくきまぁs…バァン!!!!!!

「「「!?」」」

悪そうな人たちとともに破壊音がした方を見る。

「よう薫、迎えに来たぜ!」

おいゴルァ!なぁにいい雰囲気邪魔してくれてんの?」

「案の定、反逆者の一部…か」

(え?反逆者?なにそれ?)

「ふっ、知ってんのなら話がはえぇ。

 俺たちが反逆者ってことはどういうことかわかってんのかぁ?」

「あぁ、知ってるぜ。なんなら魔法対決してやってもいいんだぜ?」

「ギャハハ!!なぁに言ってんだよ!

 お前一人。俺らは二人でしかもエリート、勝てると思ってんのかぁ?」

「なら表でろよ、心が折れてもしらねぇぜ」

(桜真…どうしちゃったの?)



相手は国家に属してたエリート、対して俺は魔法初心者。

喧嘩売ってはみたものの…勝てるのか?これ。

「死ぬ覚悟はできてんのか、みたところ戦い慣れしてるようには見えねぇけどよ」

「んじゃ逆に聞きますけどステータス教えてもらえますか?」

何言ってるんだろう?って目はやめてください。

「いいけどよぉ、怖気付いたのかぁ?」

「なるべく人を殺めたくないだけです。」

「そうかそうか、それは大層なこったぁ。

 ここ二人はなぁ、珍しい3属性持ちだぜぇ?」

「僕の属性は4属性と無属性ですが、戦いに応じますか?」

「無?なんっだその変な属性は。

 いやそれよりも4属性?ふざけてんのかよ」

めっちゃ笑われてる。

そういえばほとんどない属性だし4属性は異常、なんだっけ。

仕方ない。

「無の彼方より現界せよ、そこに”在る”ことを嘲笑え」

殺しはしない。だが多分生きているという”概念”は消えるだろうけど。

薫に手を出したんだ、俺は若干キレてるんでな。

「虚無に飲まれろ」

詠唱が終わった後、反逆者の一人の周りの空間が歪んだように見えた。

1秒も経たないうちに片方は急に倒れこんだ。

そして空間は元の通りに戻った。

「んなっ!?なにしやがった!」

あれ?死んでないよね?生きてるよね?

「み、脈はあるな…お前、本当に何しやがった…」

よかった生きてた。

「これで俺の属性はわかりましたよね?さぁ、これでも戦いますか?」

「くっ、調子乗りやがって。てめぇ、名乗るぐらいしやがれ」

名前なぁ、実名は色々とアレだしなぁ。

だからと言って変な名前にすると「え?なにその名前、ありえなっ」ってなるしなぁ。

「は、早く名のれ!」

ん〜…飲み物でいいかなぁ?

緑茶…グリーンティー…てぃ?

「俺の名は…てゐ。てゐだ」

「てゐ、覚えておくぜ。じゃあな」

そう言って彼はもう一人を抱えて足早に去って行った。

「あ〜、疲れたぁ」

足を伸ばして地面に座り込む。

「桜真っ!!」

泣きながら飛びついてきた。

「薫、なにもされてないか?一応聞いておくがあの二人は殺しといたほうがよかったか?

 本当に大丈b…ブォンッ!!

「へあっ!?なに!そんなに首回したら折れちゃうよ!?」

さすがに痛い。めっちゃ折れそう。あとで回復魔法使お、あるか知らんけど。

「か、薫。せめて上着くらい羽織ってくれ…」

「えっ、あ、ひゃっ!!」

なにその声やめてください色々とキツいです。

ほら、これやるから。と着ていた制服の上着を渡す。

「あ、ありがと、、、ちょっとぶかぶかだけどどうかな?」

ふむ、萌袖に下着がチラ見えする男物の制服を着た男の娘(女)。

あぁ、いとおかし…

・・・じゃっねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっっっっ!!!!

「そ、そんな風に見えるの?じゃあ返すよ!」

あぁ、相変わらず声に出てんだなぁ。

なんて考えてたら薫が

「そういえば桜真の属性ってなんだったの?」

と言ってくるので一旦帰ることを提案した。

「よし、じゃあ詳しいことは後で話すとして、今日はもう疲れたし本部に帰って休もう」

よし、帰れる、やったぜもう寝たい!

「桜真、本部って何!どうやって帰るの!」

んじゃブーストかけてっと…

「しっかり掴まっとけよぉ!」

「へ?」

ビュンッ!!

「ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」

「どうだ薫!早いだろ!薫?薫ぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」

そして薫は気を失った。

もっとも、本部に戻るまでに起きたけど。






「・・・というようなことがありまして」

「ふ〜ん、面白そうな子だねぇ…」

ニヤリ…と不敵な笑みをこぼす。

「如何なさいますか」

使い魔のような男は全身黒い、光という字すら見えないほどに。

「あの子の名前は?ちょっと興味が湧いてきちゃったよ」

「てゐ。てゐと申しておりました。恐らく偽名かと思われます。

 固有魔法も謎かと…」

まぁ、そうだろうねぇ と再び笑う。

「再度お伺いします、如何なさいますか?」

「そうだねぇ、、、フォグ・タウンにでもドラゴンを放とうかねぇ…

 ついでに彼にきつ〜いダンジョンでも潜らせといで。

 あわよくばそこで死んでもらいたいねぇ」

「了解いたしました」

そう言った後男は闇に消えていった。

「てゐねぇ…んっふっふっふっふっ………」

再び暗闇に彼女の不敵な笑みが響き渡る。

うぃーす!どーもー、烏竜茶でーす!

今日は、投稿当日ですけどもー!

読者は、誰一人として、いませんでした。


悲しくなってきたんで寝ます…

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