新人冒険者の初ダンジョンはハズレダンジョン?
_(┐「ε:)_またタイトル変わりました
地面が崩落⇨ダンジョン発見⇨探索
簡単に現在の状況を整理するとこうなる。
しかしダンジョンの内容は一言で片付けれるようなダンジョンじゃなかった。まるで“迷宮”だった(一言で片付いている)
ダンジョンを見つけた勇者一行は探索を始めたが異様なほどの魔獣型モンスターの数に翻弄されていた。
通常、魔獣型モンスターは魔王城付近で戦う超高レベルモンスターだった。
こいつらは通常、1頭倒すのに熟練の勇者フルパーティーがなんとか倒せるモンスターだった
そんなモンスターがダンジョン内で、多数うろうろしている。
「ざっと200ってとこか」
「・・・何カッコつけて言ってるんだよ?!今めちゃくちゃ危機なんですが?!」
「危機を乗り越えてこそ勇者パーティーだろ?」
「・・・じゃあ前線に出ようか」
「だが断る」
最前線にいる村人(僕)その隣にいる妖狐
後ろは、前から順に
魔法使い、槍使い、勇者となっている
・・・普通勇者と槍使いが前だろッ!槍使いに関しては盾持ちなんだし!
「い、いやね?後ろから来た時に反応できないんじゃないかなぁって」
「後ろは防護魔法があるって言ってるでしょうが!」
「シッ気づかれるだろ?」
・・・怯えてるし。こんなんで勇者って名乗ってるのかよ。
なんだこのパーティー
最初はいいパーティーかと思ったけど統率を取るはずの勇者が後ろで指示するだけ・・・
「でもまぁ、動けないのは事実だから、誰が前でもいいんだけどねー」
「そーだそーだ」
「誰でもいいんなら勇者行け」
「そーだそ・・・え?いやだ」
うん・・・さっきから堂々巡りだ
「やっぱりさっきの穴から登るべきだよ」
「勇者として、冒険心は譲れない!」
「だったら前いけよ!」
「だが断る!」
まぁいいや。ヤバいのはわかっているが進むしかない。
ん・・・?あれ?おかしいなよく見たらこいつら同じ動きしかしてない・・・
「ねぇみんなこれ見てよ、ただの剥製だよ?ふふふ・・・勇者のくせにこんな剥製にびびってたんだぁwww
弱虫だなぁwww」
「うるせぇ!」
じゃあ一体ここはなんだって言うんだ
「第4魔獣研究室・・・?しかしこれ魔族文字・・・」
「魔族が、魔獣を研究してる?魔獣は魔族に作られたものじゃないの???」
「しかし、これは大発見だな・・・まさかこんな辺境の村の付近の地下にこんな施設があったとは。」
「おい、人間、何をしている!」
明るい女の子のような声
振り向くと、猫人族がいた
猫人族は一般的に亜人と呼ばれ、嫌われることが多い・・・が、パーティーには同じく亜人の妖狐がいる。
特に嫌うこともないし、必要もない。
「猫人族かぁ。懐かしいなぁ昔はよく猫人族の子たちと遊んでたなぁ」
「妖狐族か・・・ちょっと待ってください?もしかしてですけど妖狐族代表のエル様じゃないですか?」
「知ってるってことは、ボクが訪問していた時期には物心ついてたのかな?」
「ちょっと待った。え?妖狐ってレイトって読むの?それにエルって名前だってことも初めて知ったし、しかも妖狐族の『代表』って?!俺たちと一緒にいて良いようなやつなのかよ!」
「えーだって族長としての雑務めんどいんだもん」
「それのせいで危うく一族の危機が訪れた時期もあったらしいですよ?」
「えー・・・それに関しては申し訳ない」
完全に平謝りだろう。顔が謝っているように見えない。
「それと、長い間、私はあなたを探していました。あなたの護衛のために。」
「護衛なんていらないよ〜」
とはいったものの半強制的に見せられたステータスには驚きだった。
猫人族でなんとLv100だった
猫人族はLv1の時点で、軽く勇者Lv10のステ値を超える超人だそれなのにLv100って言ったら・・・
「なんで魔王倒しに行かないんだ?」
「魔王は魔力があります、私は、レベルの代わりに魔力がほぼなく、魔王の前では意識を保つことさえできません。不意打ちでなら殺せるでしょうが、それができるほど、警備は甘くないですからね。」
なるほど
「それで?護衛するってどういうこと?」
「そのままの意味です。代表に死なれては、今度こそ妖狐族は終わりですから。」
「そっかぁ〜勇者?いい?」
「好きにしろ」
「では、妖狐族代表、エル様の護衛をさせていただきます、猫人族のフィルです」
心強いパーティーが増えた
「あ、そうだ気になってたんだけどこの剥製は?」
「探している最中邪魔だったので剥製にしました」
・・・とんでもないのが仲間になったなぁ
_(┐「ε:)_以下ネタバレ注意
_(┐「ε:)_仲間が増えましたがイメージは『ちっちゃい』『もふもふ』『銀髪』『猫耳』です
_(┐「ε:)_どんなイメージしました?
_(┐「ε:)_ちなみに描いてる時に某心ぴょんぴょんアニメの銀髪に猫耳つけた感じのをイメージしてました
_(┐「ε:)_イラストがほすぃ
_(┐「ε:)_そして唐突の『水素の音ぉぉぉぉぉぉぉぉぉ』