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007入学式2

リアルが忙しくUpできないでいたらHDDが突然吹っ飛びました・・・あれ?書き溜めていた話は何処へ・・・

目の前に広がるのは障害物の少ない戦争に適した平原。俺が浮いている足元にいるのは多くの魔術師だろう、見た目がそれっぽい、それに相対して1km程度離れているだろう距離にいるのは剣士達だ、やはりそれっぽい格好をしている。

これが戦争か・・・1km程度離れていたら魔術を放るだけで、魔術師サイドが勝てると思うのだが・・・

目の前で起こっていることが俺には理解できなかった。この世界だとこれが普通なのか?剣士に魔術師が負ける?魔術を剣で斬る?まずダメージが通ってない?おいおい1kmあった距離がもう殆どないぞ・・・

そうだ、物理障壁を、物理障壁を展開すれば・・・そりゃそうか、魔法を斬るんだったな・・・

ははっコレが魔術師の現状ってか?悲惨だ、惨殺じゃねーか。

魔術全てを防げているのはその内の1割って所か?剣士サイドと魔術師サイドの消耗率は100を上限として85:50って所だろう、爆発系の魔術は範囲を指定して使っているのでその地点に居た人間はダメージを受けている、だが魔術の球や魔術の矢は斬られ無効化、魔法障壁は少しの抵抗のあとにすっぱりと。

・・・・・・この世界で生きていくにはこの剣士に通用する魔術を見つけなければならないってことか?確か、あの手紙には「何か成し遂げてください・・・そうお願いすることはありません。」・・・お願いすることはなくとも巻き込まれることはあると・・・


先ほどステージに立っていた若い人がスっと空中に設置した物理障壁に乗ると、身長ほどの長さのある杖を右手の前に浮かせ、何か呪文を唱えている、左手をスッと横に薙ぎ、薙ぎ、薙ぎ、薙ぐ。左手が通ったところが黒く光り線を残す、黒い光をよく見ると白く細い記号が書いてあるようだった。

若い人が杖を地面にいる残った剣士達に向け振るう、黒い光の線が塵になり、黒雲になり、バチバチと雷を溜め始め、それを一気に解放した。


「第一幕 黒雷劈く悲鳴」


その言葉を合図に、黒雲の中で蠢いていた雷が一斉に敵へ降り注いだ。黒雷が、見方諸共。

先ほどまで優勢だった剣士達の立場がその魔術により消え失せた、逃げ惑おうと雷の速度に人は反応することができない、一人また一人と戦士達が倒れていく、見方諸共巻きこんだ黒雷だったのだが、よく見ると見方の魔術師に当たる直前に黒雷は頭上で霧散しているのが見て取れた。

剣士達は引くこと叶わずその場で倒れていく、だが数箇所そうでない武士の集団がいた、その集団は黒雷を多分弾いているのだろう、近くにいる仲間を集めて少しづつ引いている、その中で一際目立つ集団が、いや集団の内の一人が目立っていた。

それは時代劇で見たことある青い着物を着て額に白い鉢巻を巻きなびかせながら一振りの刀を振り黒雷を切り裂く女性だった。

そしてその女性を俺は見たことあるような気がした。


黒雷を青い剣線が次々と弾いていく、届きそうにない距離にいる剣士に降りかかる黒雷は何かを投げ命中させ弾いていく。


その後、黒雷を弾くことができた残りの6つの集団は1つに集まると何か小さい紙を空中に貼り、ふわりとその場から消えた。文字通り消えた。

それと同時に映像?魔法が終わった。この場所に集まった新入生は呆然としている、一呼吸をおいたあたりで先ほどの若い人が言葉を紡ぎ始めた。


「さて、今回の新入生には、このような映像を見せて吐いた者はいないようですね、気分を悪くした人はいるようですが、まぁそれはよしとしましょう。これが先月あった戦争です、参加したのは我が国の第16魔術師団と、それを見守る・・・ですかね?付き添いとして私が参戦いたしました。といっても、最終的に戦力が足りなかった際の最終兵器として無理やり引っ張られたのですがね・・・それはさておき、これが現在の魔術師の状況です。さて必ずとは言いませんが、皆さんもこのような場所に立ってもらうことがあるかもしれません、あっ在学中は基本的に無いですよ?生徒会、それに連なる魔術師団に所属しない限りはですがね、所属してもまぁ稀ですが・・・さて、話を進めましょう、先ほどの映像を見て入学を辞退したい人がいるのでしたら、今の内に言ってくださいそれを許可します、この学園を卒業することで少なからずアレに関係する可能性が増します、まぁそれ以上のリターンは大量にありますけどね、しっかりと考えてください、さてコレにて入学式は終わりです、皆様の最初のこの学園での選択です、しっかり選択してくださいね」


それでは、そう残すと若い人はその場を去っていった。それと同時に生徒会長が再度出てくると


「言い忘れていたが、彼はこの学園の学園長だ、見えないよな、まぁ気にするなさてこの後、皆は寮に戻ってもらう、皆の部屋のテーブルの上に一枚の手紙を置いている荷物は明日届く、退学したい者はそれの名前の欄に自分の本名を記入し、右下の小さな魔方陣に親指を当て魔力を流すのだ、それで終わるその後勝手に寮から消えてくれ、荷物は元の実家に戻る、それじゃ解散だな」


そういい残すと生徒会長もその場を去った、その後各寮のその階層番号を任された先輩方がやってくると、自分のまとめる寮生を引き連れそのまま各寮へと移動していった、あれじゃあ誰がやめたか先輩にはある程度情報が残るだろうに・・・っと、俺の方にも来たようだ、特待生全員に一人ずつお迎えが


「湊さん、入学式は終わりましたが、特待生の皆様は学園を辞めることはできませんのでご注意くださいね?手紙も置いてありませんからね」

(といっても俺にはこの学園に残るしか選択肢は無いのだが・・・他の特待生のお迎えの格好が気になるな・・・」

「私のお迎えは今日までですので、早めに付き人を見つけるか雇い入れてくださいね?執事、メイドでもいいですよ?特待生には付き人が必須・・・ではありませんがいたほうが此方としても助かりますので」

(そういえば奴隷ちゃん・・・よしいける!お金使わなくても付き人いける!)

「そういう人がいるのですね?申請はされていないようなので、正式に決めた場合、事務室まで来てくださいね?」

(事務室か・・・あれ?そういえば俺喋ってないのになぜ?)

「分かります、それじゃあ部屋に戻りますよ」

「はっはい」


そして自室に着くと、それじゃあまた機会があれば、とニコリと微笑むと金髪美人さんは元来た道を戻っていった

そしてこれから自室になる場所に改めて戻った俺は服を着替えることなくベッドへ身を任せるのであった。


(はぁーー・・・服、制服しかないや、お金どうにかしないとなーはぁ色々とやるべきことが多いなー学校かぁ・・・・・・)


すぅーーーはぁーーーーすぅ・・・・・・はぁ・・・・・・


・・・・・・これからこの世界で頑張るか、頑張るしかないし、残りの3人にあえるならなおさら・・・

頑張って書き溜めながらUPします

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