=キャラクター紹介とこれまでのあらすじ=
本当に投稿が開いてしまい申し訳ないです。
今回は投稿期間が開き過ぎて話の内容を忘れてる方も多いと思ったので、ここまでの話をまとめてみました。
まあ致命的だったのは自分が話を忘れている事ですかね。
43話と45話の主人公のギャップときたら目も当てられない酷さ……たぶん書き直します。
あ、でも修正するのは43話だと思います。あれは暑さでテンションが可笑しかった結果なのです。
都合の悪い情報は抹消するに限りますね。
キャラクター紹介
主人公なはず:新島利一
軽度の変態である高校生。悲しいかな女に飢えている。仕方ないね。
影が薄いかもしれないし感情移入しにくい気もするがまあ……許して下さい。
体は丈夫で、軽い料理なら出来る。
それほど問題にならないと考えていた行動が裏目にしか出ない。
黒髪・黒い瞳が王国の一部で嫌われているので、偏見に会うこともある。
あらすじに書いたことは省略。
ライバルキャラのつもりだった:志木恵人
過去を乗り越えようとしていた時、異世界に召喚された少年。高校生。
以前に出過ぎた行動から人に拒絶された事があり、少しの間は何もする気が起きなかった。それから時を経て前向きなり、自分にしかできないことくらいはするようにしようと考えている。
召喚したグラフォルト王国には勇者が必要であったために、勇者の名前を背負うことになった。
使う魔法は光属性でとても豊富。体力も底なし。
日本人なのに銀髪碧眼のイケメンだよ。
後のキャラは面倒なので割愛です……。そのうち前書きに書いていくかもしれません。
以下、あらすじです。
第一章、召喚ー聖地編
普通の高校生である主人公・新島利一は気付けば魔法と中世ファンタジーな異世界にいた。
同じく召喚された志木恵人と共に、神のお告げにより召喚されたという経緯をグラフォルト王国第三王女リナティア=セナ=グラフォルトから説明され、神託を受けるために聖地へと向かってほしいと言われる。
二人はそれを元の世界に帰れるならと承諾した。
召喚者は光属性の魔法を使うという伝説から、聖剣を託される予定だった利一だが、その直前に偶然風の魔法を使ってしまったせいで、風の魔法しか使えなくなってしまう。
それも世間一般の呪文を使うことができないという体質のせいで、風を起こす魔法『ウィンド』と動きを加速する『スペル=スピード』の二つの呪文のみである。
利一は聖剣の代わりに神器『風神の長槍』を託され、身を守るために一通りの修行をした後に、風の巫女でもあるリナティア、『火の巫女・ルフナ=カナ=ユーフェン』、『風の巫女・エイリ=ルゲン=ナキルエ』、そして護衛として『近衛騎士・リボルブ=グレン=アーティ』を仲間に『白龍の聖地』へと向かう。
辿り着いた聖地で、そこに居る白龍の精霊から、『帰るためには世界を救わなければならない』という抽象的な目的を聞かされ途方にくれる利一。
交渉の余地もなく、帰ることになった一行は帰路の途中で暗殺者の襲撃を受ける。
どうにかギリギリで撃退した利一達は、王都へと帰還した。
第二章 商業連合編
戻った利一は以前世話になったメイドさんこと『フキリ』が家の都合で辞職し、実家へ帰っていることを知る。なんとなく別れを言えなかったことを後悔した利一は、どうせどこに行けばいいのか分からないのならと嘘を言って次の目的地をフキリが居ると言う商業連合の都市『レイビット』に決めてしまう。
レイビットは大きな川と陽光の影響で蒸し暑い常夏の街。大河を挟んで反対側との交易をするには商業連合を通らなければならず、その結果色々な文化が入り混じった文化を形成している。
利一はフキリを見つけるが、フキリは母親の急病により母親が運営していた孤児院を引き継がなければならなくなっていた。だが利一の来訪により治療魔法が使えるリナティアに母親の治療を頼めるようになる。
こうして暇になってしまった利一は忙しそうな孤児院の手伝いをすることになったが、過去に恋した女性を面影が被る少女『サーシャ』が共に街に来た恵人と仲良くしているのをみてげんなりした。
平和な日常を過ごしていたある日、サーシャが誘拐される事態が起こる。鎧の形をした魔導兵器の動力として利用されるサーシャを助けるべく、真っ先に恵人が戦いを挑むも歯が立たない。ところが後から追いついた利一はとてつもない恐怖を払いのけるべく『風神の長槍』の力を開放し、全身の裂傷と引き換えに鎧の片足を破壊する。それでも止まらない鎧を破壊するには至らず、絶対絶命の二人を救ったのは白銀の剣で敵の攻撃を防いで見せたリボルブだった。
無事に解決したかに思えた事件だが、全ては既に手遅れだった。鎧にすべての魔力を吸収されたサーシャは灰になってしまい助けることは出来ず、恵人はショックから廃人になる。また犯人の狙いが街にやってきたリナティアであったという事実が、利一に取り消しのつかない重い後悔となってのしかかる。
フキリに会わせる顔がないと感じた利一は結局挨拶することもなく、鎮魂祭を終えたのちに帰国した。
=今に至る編=
利一はリナティアから魔力が増えて膨大な量になっていることを知らされる。その原因が不完全な召喚のせいではないかと予想しつつ、自身の謎についても考えなければならないと思うようになる。『風神の長槍』が見せた力を分析するべく、神器の専門家でもあった槍の師匠『ダルド=ホーキンス』の元をたずねようとする。
その一方で帰国したリボルブは自身の能力の封印が解けかかっていることに気付き、知り合いの聖剣鍛冶『ジーグ』に頼み再封印を行う。その帰り道で怪しげな商人に護衛を頼まれたリボルブは、自身が剣を忘れてしまっていることもあって護衛を請け負う。その代わりに商人から剣を借りた。
利一はダルドがいる離れの塔へと行く道中、取り掛かった正門の方から悲鳴を聞く。そこには体に黒い炎を纏い、我を失ったリボルブの姿があった。黒炎に巻き込まれたものは跡形もなく消滅する。多くの魔法使いが足止めにすらならない中、城内から飛び出してきたエイリの強力な風魔法で一時的に動きを止める。
だがそれには限界があった。避難がはじまるが利一はエイリがふらつく姿を見て、その場にとどまった。このまま見捨てたなら今度は何人の犠牲者が出るのだろうか……その疑念を取り払えない利一は馬の為に現れたルフナにエイリを任せ、その代わりに自らが残ることを選んだ。
=あらすじ終わり=
よし、じゃあ次からは本編に戻りますね。
何か質問等ありましたら感想欄他にて、ぜひともお願いします。




