表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/10

6.「三日で沼落ち」コメディ系

【1】

「あのね、『君と結婚するために面識ないけど呼びました!』なんて言ってくる見ず知らずの男がいたら、顔がよくてもストーカーなの。ただのキモい変態。突然現れたイケメンに求婚されて顔だけ見てときめいて相手はたまたま完璧な男で幸せになりました、なんて実際ありえないから! 顔だけでときめく頭の弱い女じゃないの!」

▷「3.青い森」より

 浪漫ですよね。突然現れた完璧な男に異世界で求婚されたいですね。


【2】

「私を貧乳にするために、自分の寿命を一年削ったんだ……」

▷「4.世界の話」より

 こーゆーバカっぽい台詞、大好きです。


【3】

「もういいから早く。あんたの頭をかち割れるような魔法の使い方を教えて」

「わ、割らないでよ!?」

▷「5.定期的に✕✕を」より

 こーゆー掛け合いも好きです。


【4】

「レイモンド……あんた、変態だったよね」

「え……いや、違うと思うけど」

▷「11.寝る前に」より

 好きなんです。


【5】

「変態行為に真っ当な言い訳を、どうもありがとう」

▷「20.召喚の動機」より

 アレな台詞という以外にいい言い回しはないでしょうかね。こっち系の台詞。


【6】

「好きな女の子にくらい、変態になったっていいじゃん」

▷「28.変態的な……」より

 男女の関係になると、それなりに誰もが変態になる気もするんですが、どうでしょう?


【7】

(私に襲いかかる全ての恵みは、一滴残らず神に返上してやるんだから!!!)

▷「28.変態的な……」より

 変態の言葉を使いすぎですね。作者の人格が疑われます。


【8】

「ね、こっちでもサンドイッチはサンドイッチ伯爵さんが作ったの?」

「そうなんだよ。実はそこだけ変換もなくサンドイッチって名前なんだ。たまたまこっちの世界にもサンドイッチ伯爵が現れたから、神が天啓でも与えたんじゃない? よぉし天啓だ天啓だーって」

「どんな神だ……」

「きっと暇だったんだよ」

▷「40.指輪の打診」より

 よぉし天啓だ天啓だー言ってる神様とか萌えますよね。私だけ?


【9】

「えっとね、ただの人間を作ろうとしたら土偶になったの。それだけ」

「え、そうだったの!? なんだ、本格的な土偶を作ってプレゼントしようかと思っちゃったよ」

「いらなさすぎる……」

▷「60.相合い傘」より

 どう見ても土偶です!


【10】

「せっかくなら、アリスの好きなあの正体不明の生物でと思ったんだけど。ねぇ、ツチノコ抱き枕を作ったら、またキスしてくれる? 俺いっぱい作るよ、ツチノコ! アリスの部屋をツチノコで埋め尽くすよ!」

「ツチノコ、どうでもいいー!!!」

「ええー!?」

▷「63.キスの理由」より

 こーゆーアホアホ会話、癒されるんですよねー。


【11】

「ねぇねぇ、レイモンド! 世界で一番美しい人を教えてくれる鏡はどこ?」

「な……ないよ……すごいテンションだね……。いや、アリスって答えてくれるやつ、特注しようか?」

「全力でいらない!」

▷「64.雨デート1」より

 上に同じ。アホアホ会話が多い作品だったなぁ。楽しかった!


【12】

(むしろ変態魔女さんが拾ったのだから変態でありますのよねって言われた方が、そう思うよねーうんうんって納得するよ……)

▷「71.ジェニファー様と」より

 想像して一人で笑っていました。


【13】

「徳川十五代将軍、まだ言える?」

「……本当に意味が分からないよ、アリス。王子たちに会ったあとにどうしてそれを聞くのかな。言えるけどね。家康、秀忠、家光、家綱、綱吉――」

「もういい」

「せっかくだし、最後まで言わせてよ!」

▷「72.帰宅」より

 本当にこんな会話だらけだなぁ。


【14】

「変態だよねって言われるのと、人格者だねって言われるの、どっちかしか選べないならどっち?」

「まさかの質問返しで内容がそれ!?」

▷「72.帰宅」より

 どれだけ変態の単語を使うんだ、この作者。


【15】

「触る奴がいたら、そっこー牢にブチ込む」

(あれ、なんか……太腿にレイモンドの手が……)

「あんたが触ってんじゃん!」

「無理無理。耐えられない。触らせて。なし崩し的にいつか結婚するなら、今触らせて」

▷「77.メッセージカード」より

 イチャイチャでアホアホな会話も大好物です。


【16】

「あんたが私を杖に乗せて飛んだら、正体不明の赤い人じゃないじゃん! 正体モロバレじゃん!」

「ピンポーン! あったり〜!」

「ふざけんなー!!!」

▷「80.聖アリスちゃん」より

 こんなこともあったなぁ、と思い出したくて載せました。


【17】

(つい断ってしまったのを撤回するにはどうしたら……何を言えば腹筋を見て触る流れになるんだろう……)

▷「86.ショタ寄り?」

 話の流れを自然に思う方向に変えたい時ってありますよね。


【18】

「キャァァァァ! う、わぁっ、かぜぇ! 痛ァ! うぎゃぁぁぁぁぁぁ!!!」

「アリス!?」

▷「88.お風呂でラブドッキリハプニング☆」より

 疲れた時はこのエピソードだけ読んで笑うのも一興。


【19】

「レイモンド、そろそろ私も吹きたい」

「はいはい。俺とも早く結婚できればいいのにねとか言ってくれないかなー」

「そのうちね」

「え! そのうち言ってくれるの!?」

「気が向いたらね」

「む……向く確率は!?」

「シャボン玉が割れずに宇宙まで飛んでいくくらい」

「ゼロじゃん!」

▷「90.誕生日は海で1」より

 こーゆー掛け合い、ものすごく好きなんですよねー。


【20】

「もう一回、婚約を申し込んで」

「もう一回!? え、も……もう一回!?」

(なんで二回も言ったの)

「だってあんなの断れないじゃん。ちゃんと私が断れる状態でハラハラしながら申し込んで」

「趣味が……悪い……」

「あーゆー状況をセッティングするのと、どっちが?」

「わ、分かったよ……」

▷「103.告白」より

 もう一回言わせるシチュってニヤニヤしません? これからも書きそう、私。


【21】

「私ね、ずっと言うのを我慢してきたことがあるんだけど」

「え……な、何」

「前に腹筋割れてるのって聞いて……」

「腹筋!? え、腹筋の話をしてる!?」

「割れてるって言われて、見るかって聞かれて断ったけど」

「本当に腹筋の話!?」

「ずっと後悔していたの。腹筋を触ったら寝る。今日はそれでおしまい」

▷「105.シメは割れた腹筋で」より

 突然腹筋の話をする女の子は好きですか? 私は好きです。


【22】

「アリスの好みって難しいよね。苦悶系でショタ寄りの筋肉ってニッチすぎだよ」

▷「105.シメは割れた腹筋で」より

 書きながら「どんなんだ!?」と思っていました。私はとんでもない女の子を生み出してしまったんじゃ……!?


【23】

(もしかして私、『突然現れたイケメンに求婚されて顔だけ見てときめいて相手はたまたま完璧な男で幸せになりました』的展開に近いものがあるんじゃ……。より正確に言えば『突然現れたイケメンに求婚されて、あまりの溺愛っぷりに三日で沼落ちしたところ、相手はたまたま完璧な男で幸せになりました』ということに……酷いな。そんなタイトルの小説もありそう)

▷「106.アンディくんの卒園」より

 魔導保育士、危ないシーンを結局書いていないので、タイトルをもう少し考えた方がよかったなと終わってから思いました(笑)。まぁ、完結してから変えてもしょーもないので、このままで。


【24】

(そういえば、お母さんが言っていた)

『もう言ってもいい年齢だと思うから言っちゃうけど、光樹を授かるのには苦労したの。いい? まだいいかななんて考えで出産が遅れるとね……卵子は老化するのよ。着床も分裂も成長もしにくくなるの。男の方も老化して、卵子に辿り着くことすらできないほどにソレが泳げなくなるの。アラフォーになる前に子供が欲しければどうにかしなさい。男友達も将来のツテのために確保した方がいいわ。あと一人、少し楽になったら欲しいわねとか呑気な考えでは、味わうのは毎月の絶望よ』

▷「108.いつかまた」より

 十学年差で息子たちを産んだ作者からの有り難いお言葉です(笑)


【25】

「ねぇ、レイモンド。究極の選択をして」

「いきなり何」

「胸が大きい子と小さい子、どっちかしか選べないならどっち」

「まだ気にしてたの!?」

▷「123.二人っきり」より

 この作者に、変態と筋肉と貧乳が好きなのかと聞きたくなりますね。聞かないでください。


【26】

「あー、できる気がしない……アリス、なんか交換条件をちょうだい。やったらアリスがすっごい台詞を吐いてくれるとか」

▷「125.アリスから深く……」より

 すっごい台詞ってどんなんでしょうね?


【27】

「ほら、ジェニーたちが出てきたから行こう。今度レイモンドが隠してるやつ見せて」

「隠してない……」

「それなら趣味のやつ買ってから見せて」

「絶対嫌だ……」

▷「126.クラブ活動」より

 エロ本の話です。平和ですね。


【28】

「最近のアリス、変なことを考えているよね」

(エロいことですか!)

▷「132.注意と予感」より

 実際、エロいことってどれくらい皆考えているんでしょうね。


【29】

「アリスがどうしても大きくしたいなら方法を探るけど? 胸の成長が止まった女性の使用人を、特定のマッサージをするグループとしないグループに分けて食生活や運動量も変えないようにしてもらいながらサイズの変化を調査するとか」

(変態だー!!!)

「それ、ド変態って思われるんじゃ……」

「そうだね。さすがに目的はアリスのコンプレックスの解消にさせてもらう」

「心底どうでもよくなってきた……」

(私のイメージがガタ落ちだ。そんなことをさせる人だと思われるくらいなら、えぐれていた方がマシだ。使用人の胸のサイズの調査をする辺境伯息子も酷すぎる。そんな訳の分からない存在を生み出してはいけない)

▷「132.注意と予感」より

 この作者、変態だー!!!

 とか、考えないように。


【30】

「昼食の時間前に迎えに来て。それまでに血湧き肉躍る本を探し出して買っといて」

「どんな本!?」

「分かんない。レイモンドの趣味のエロ本でもいい。どっちでもいい。どちらかでよろしく」

▷「133.翌日」より

 そう頼まれたら何を買おう。


【31】

「アリス……あなたが着ているのよりもアレじゃない。これを着る勇気は私には……」

「ダニエル様を誘惑できるって! 保証する!」

(――省略――)

「お願いジェニー! 私……ジェニーに悩殺されたい!」

▷「136.裏庭でモグラ叩き」より

 たまには女の子同士のそれも。もしかしてアリス、前の世界であの作品を読んだことがあるのでは?(笑)


【32】

(女にもね、性欲があるの! あんな軽いキスをたまにするだけで満足できるわけがないでしょ!)

▷「143.レイモンド誘惑作戦」より

 言ってしまいましたね。心の中ですが。ここまでハッキリと考える女の子をヒロインにすることは……もうないかなぁ。どうかなぁ。


【33】

「そんな責任負わなくても……もう自信なくした。魔女さんと二人で暮らす。末永く幸せに魔女さんと暮らしましたでいいや……。魔女さんならこんな駄目な私でも受け入れてくれる気がする……。レイモンドはもうその辺のグラマラスでエロティックな女の子とお幸せに……」

「いらないよ、そんなの!」

(え……それ、私がグラマラスでエロティックじゃないって言ってるよね)

▷「146.熱く結ばれる夜」より

 恋する女の子って、基本めんどくさいですよね。そこが可愛いんですが。


【34】

「うーん……隕石に乗って帰宅とかできないかなぁ」

「は、え、隕石!? どうしたの、いきなり」

▷「147.ジェット機は無理筋」より

 恥ずかしい思いをした時とか、今すぐ隕石が降ってきてーっと願いますよね。私のそんな思考回路によって、これから他の作品でも隕石ネタは出ることでしょう。


【35】

「あのね、私にも誰にも知られずに読みたい本だってあるの」

「あ……」

(――省略――)

「ごめんね……アリス。考えもつかなかった。そうだよね、これからは別行動をするか聞くね」」でもね……」

「学園内の図書館に、エロ本はないと思うよ?」

▷「149.エロ本?」より

 省略箇所はもっといっぱい。


【36】

「それで、なんで俺の部屋にしたの?」

「エロ本でも探そうかなって」

「まだ諦めてなかったの!? 隠してないって言ってるのに。まぁいいや。好きなだけ探しなよ。見つけたら臨場感あふれるようにアリスが読み上げるのが条件ね」

「え……隠してないなら、なんでそんな条件を……」

「ハラハラしながら探してほしいから。いいよー、ベッドの下でもどこでも探索して」

▷「152.帰宅」より

 エロ本ネタが続きすぎですね。作者の頭は大丈夫なのかと。


【37】

(アリスの話は面白くて、残しておこうかと日記に「キモ可愛いがトレンドになってツチノコちゃんは王都で流行ると思う(アリス談)」と書いた時点で変な頭の病気に私はかかってしまったのではという気になった)

▷「158.学園祭1(ジェニファー視点)」より

 この作品を書いている私も、変な頭の病気になったような気がしていました。


【38】

「魔王によって滅ぼされるはずの美しい夢を壊しにこの世界に喚ばれてあげたわ。愛の沼に墜ちたあなたを嘲笑いに来たのよ。んっふふふふふふ……っ。ねぇ、アリス。面白いわよね、悪意が目に見えるなんて最高の世界よね。欲深い人間の成れの果てが魔王だとしたら、それに滅ぼされてこそ救いが訪れるのではないかしら。束縛から解き放たれる手段があるのに、その夢をこの私に壊されてしまうなんて、可哀想な世界。闇を砕いて新しい闇を私がつくりだしてあげるのよ」

(――省略――)

「踏みにじられる希望、突然の悲劇……生きている限りあり続けるのに、どうして人は生に囚われてしまうのかしら。混沌たる闇から生まれる狂気に満ちた魔王の欲に壊されたいと思ってしまうのは私だけかしら。己の無力を感じながら無惨に散らされるのも本望ではないかしら」

▷「169.時を越えて」より

 厨二です! 大好きです!


【39】

「ねぇ、レイモンド。私にいつまでそーゆーことをしてくれるの?」

「え?」

「何歳くらいに枯れるのかな」

「枯れる!? この状況で枯れる心配をする女の子は、世界広しといえどアリスだけだと思うよ……」

(――省略――)

「枯れる時期は分からないな……統計をとったこともないし」

(まずい! 年配の男性の使用人に「いつ枯れましたかアンケート」をとる辺境伯の息子を生み出すわけにはいかない)

▷「173.おねだりの対価」より

 統計があったら知りたいですね(?)。


【40】

「大丈夫、大丈夫。アリスはまだ可愛いよ」

「昔の面影を今の私に見ているだけでしょ。今知り合ったら、ただのおばさんに足突っ込んでる人だと思う」

▷「183.雑談会からの」より

 ――と、鏡を見て思う時があります。あんなに若かったのになぁ、私も。


【41】

「もー。最後は抱きしめてほしかったのに」

「え、そうだったの。でも実際そうしたら、バキッといっちゃうんじゃない? 俺も上から抱きしめて体重を乗せないようにする体力はもうなかったしさ……」

「最後なら、それはそれで」

「骨を折って終わりはさすがにね」

▷「188.旅立ち【完結】」より

 天国みたいなところでの会話ですね。最後も彼ららしく!


 以上です!

 こっち系の会話、大好きなんですよね。今回は思う存分そーゆー会話を書こうと、アリスをこんな感じの性格にしました。同じく私も好き好きーってお仲間がいたら嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ