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スカウトの話に魅力を感じた僕。お仕置きをする私。
~勇者視線~
僕は今、スカウト?されようとしていた。スーツを着た魔物が僕に条件を提示している。
「私共は労働環境をより良くすることに力を入れております」
魅力的だけど……僕も立場あるし……
「すまないが、もういいかな?」
「どうか話だけ最後までお聞き願いませんか?」
「まあ聞くだけだよ」
「ありがとうございます」
話をつづけた魔物。
要約すると、無理な労働を排除し定期的に休息をとり、リフレッシュできる設備も充実しているらしい。定期的に産業医による検診、ストレスチェック。ホワイト環境じゃないか……
僕が少し話が魅力的だと思った時だった……
「ぎゃああああ……」
僕は頭のバンドで締め付けられていた。女神様ごめんなさい……
~女神目線~
バンドが警告音を鳴らした。私は彼の状況を音声で確認した。何やら、魔物にそそのかされている。しばらく様子をうかがう。
あら……彼、話を感心しながら聞いてるじゃない……すこし、お仕置きが必要かしら……
私はスイッチを入れた。
これで彼も、反省するでしょうね……