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試練開幕──女神たちの闘い~100人と勝負とか何のゲーム?~

~勇者視線~

僕たちの前の謎の人は女神の知り合いっぽい。偉い人なんだろうな……

「試練を与える。100人の女神と勝負を行い、見事勝利せよ」

突然すぎる発言に僕たちは引き気味だった。

……いや、突然すぎるでしょ!

「い、今なんて……?」

思わず聞き返してしまった。

「耳が悪いのか? 100人の女神と勝負を行い、そのすべてに勝利せよと言った」

改めて言われると余計にヤバさが増す。不穏な空気に包まれた僕たち一行。

「ちょっと待ってください!100人って……そんなの、常識的に無理じゃ……」

「常識はここでは通用せん」

「1人1勝負。内容は対話・戦闘・芸術・謎解き・料理・舞踏など多岐に渡る。それぞれの女神がテーマを決める」

「なんでもアリってこと……?」ハナが不安げに僕の後ろに隠れる。うん、僕もそう思うよ。

「勝利を積み重ねることで、少しずつ“封じられた記憶”が解放されていく。記憶の断片は試練の中にある。女神自身が選び、取り戻すのだ」

「……つまり、100人全部に勝たないと、完全な記憶は戻らない……」

「そのとおりだ、勇者」

そのとおりかよ……!!

「で、でも!私だけでやる必要は……」

「勇者にも権利がある。女神に代わって戦ってもよい」

「えっ、ちょっ、俺!?」

「第一の女神はすでに待っている。準備ができ次第、試練の間へ」

こうして僕たちは、訳も分からぬまま、“100女神バトル”という異次元の試練に足を踏み入れることになった。

その先に待つのは、過去か、真実か、それとも――さらなるカオスか……!


~女神目線~

相変わらず神様は強引ね……100人かあ……まあ……ポジティブに……これで一気に記憶が手に入るわよ……

勝ち続けれたら……彼も参加していいのは……ラッキーね……任せたわよ(丸投げ)……

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