新たな装備で僕の大事な所を守れと言われて……断りました。
~勇者視線~
女神が僕の新しい装備品を用意してくれた。
「これを使いなさい」
女神は僕にファールカップを渡してきた。
「何ですかこれ……」
「大切なあんたの大切な所を守る装備品よ」
「……ほかの装備が良いです」
「ワガママね、これ作るの大変だったのよ」
「僕の大切な所は僕が守ります」
僕が譲らなかったため、装備品はベルトで落ち着いた。
僕がベルトを装備すると、女神が説明してくれた。
「バックルの部分が神殿と繋がっているわ、あんたが中に入ることもできるから」
「どうすれば……」
「念じるだけでいいのよ」
「ここに転送されるという事ですか?」
「ちょっと違うけど、まあそんな感じよ。後、私は自由に出入りできるけど。この子が出るためには、あんたの許可がいるようにしてる。不必要に出さないで、これは意地悪で言ってる訳じゃないから」
理由があるんだろうな……
~女神目線~
彼とずっと繋がっていられる……どこがいいかしら……やっぱり……あそこしかないわね……
彼に却下されたわ……何でよ……仕方ない……無難にベルトだ我慢だわ……
まあ……今から彼に行ってもらう場所は……ちょっと大変だし……おふざけはこれくらいで……
まあ……早いとこ……あの子を安定させないとね……私もしんどくなるかな……彼もだけど……