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まるで子供のように女神が駄々をこねている……

~勇者視線~

女神は不機嫌だ。鬼神だった女の子が来てからずっと。魔王討伐にもついて来るようになった。

今も僕の横に引っ付いて、女の子を僕に近づけないようにしている。

「女神様、少し離れてもらえたら動きやすくなります」

「ダメ」

「お兄ちゃん困ってるよ」

「うるさい」

「女神様大人げないですよ」

「わあわあわあわあ」

女神は耳を押さえながら大声を出す。ガキか……


~女神目線~

このままではいけない……早く何とかしないと……彼から離したら、鬼神になる……でもイヤ……

何か方法を……そうだ……ふふふふ……



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