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1・始まるはずのなかった始まり

 魔王と呼ばれるその人は、読んでいたであろう本を置き座りながら静かに視線をレジーナへ向けた。羊のような巻いた角を持つレジーナの生国では異形と称される美しいその人は、レジーナに向かって微笑みはしなかったが嘲ることもなくまっすぐに彼女を見つめた。



「あの方が我らがヒンメル王国現国王、アラン・ヒンメル国王陛下です。陛下、こちらヴィント王国よりお越し頂いたレジーナ・ヴォルケ男爵令嬢でございます。ご挨拶下さい」

「アラン・ヒンメルである。以後、よろしく頼む」

「は」

「陛下、陛下。初対面でそれはちょっと、もう少しこう和やかに、気さくに」

「…」

「陛下」

「あ、あの、大丈夫です。わたくしのような者にお声がけ下さっただけで、光栄でございます」

「なりません、初めが肝心なのです。陛下!」



 垂れ耳の獣人に詰め寄られ、黙ったまま国王は少しばかり困ったような雰囲気を出した。表情は変わらないので、雰囲気でしか判別できなかったがレジーナは目の前の気安い主従に戸惑った。何せヒンメル王国といえばこの世界でその名を知らぬ者などいない程の大国であるのだ。彼女の国ではその巨大さと強力さからこの国を畏怖する者とて多くいたというのに、その国王に対して何という口のきき方なのだろう。


 そんな風に困惑しているレジーナが何故、生国を離れこのヒンメル王国に来ることになったのかと問うのならば、時間を少し遡らなければならない。


―――


 前夜、謁見の間で多くの貴族たちに嘲りの目で見られながら、レジーナはヴィント国王の前で膝をついた。



『再び国交を結ぶこととなったヒンメル王国より、我が国の魔力豊富な者の提供を依頼された。よって、レジーナ・ヴォルケ男爵令嬢、貴殿にはこれよりヒンメル王国に赴いて貰いたい』

『謹んで拝命致します、陛下』

『出立は明日、正午。ヒンメル王国より使者が来られるので粗相のないようにせよ』

『畏まりました』



 レジーナはもう一度頭を下げて、造りだけは豪奢で煌びやかな謁見の間を抜け出した。あそこにいるのはハリボテの血も心もない、綺麗なだけの飾りばかりだと内心毒づいた。それでもそんな国から合法的に出て行けるのだから、まだよかったかもしれないと自身を慰めながらレジーナは帰路についた。


―――


 このヴィント王国において、最も重要だとされるのは魔法が使えるか否か、である。その次にその魔法が価値のあるものか否かであり、貴族階級であればより一層それが注視される。


 レジーナ・ヴォルケは男爵家の生まれであった。貴族階級においても最下層であったヴォルケ家であったが、レジーナの亡き父母が素晴らしい魔道士であったことから注目を浴びていた時期もあった。彼らは高位貴族でさえやっとだった高等魔法を難なくこなし、外敵を退けては何度も勲章を賜っていた。しかし一人娘のレジーナには彼らの才能が引き継がれなかった。


 両親は遅くにできた一人娘を可愛がって様々な魔法を覚えさせようとした。レジーナは生まれた時から両親に似て魔力を豊富に持っていたので、どんな魔法でも使いこなすだろうと彼らは期待に胸膨らませていた。そんな両親の英才教育の結果、レジーナが覚えられた魔法は明かりを灯す魔法と少しの飲み水を出す魔法とそよ風を呼ぶ魔法だけだった。


 これには両親も教育係たちも呆れや失望の前に困惑した。何せ、まだたった十歳だったレジーナの魔力値は既に測定器で計れない値を叩きだしていたのだ。両親たちも子どもの頃からそんな調子であったから、その二人の子どもであるレジーナの魔力値がとんでもなく高いのは理解できた。けれど暴走させるでもなく、使いこなせている訳でもない。何か特別な魔力特性を持っているのかもしれないと、両親と学者たちは考えていたが答えは出なかった。


 その頃からレジーナは同級生たちや両親に近しくない人々から、奇異や揶揄いの目で見られるようになっていたが今は割愛しよう。問題なのはレジーナの両親が亡くなってからのことであった。両親は王国の守護を任されていた。そういう貴族は他にもいたがヴォルケ家は男爵位、つまり下っ端であった上に両親はひどく優秀だったものだから、どこからも気軽に呼ばれていた。よく言えば引っ張りだこ、悪く言えばいいように使われていたのだ。いつものようにモンスターが出たから守護にあたれ、と命じられた両親が帰らぬ人になるなんてレジーナは思ってもみなかった。


 レジーナは当時まだ十三になったばかりで、喪主を務めることとなった。亡骸も帰ってこなかったので、棺に入っているのは二人の日記帳だった。形見といえば形見であるが、両親とはいえ人の日記を持っているのも憚られてそれに縋って泣くことはできなかった。空っぽの棺へそれを入れた時の情けなさや悔しさやそれ以外のたくさんの感情が交わった胸の内を、レジーナは未だに覚えている。


 レジーナには後見になれる親族がいなかった。正確に言えば、親族はいたがレジーナの後見人になりたがらなかった。そんな風であったから、両親の友人である学者たちが未成年のレジーナに必要な諸々の手続きをしてくれた。彼らは平民階級であったが、魔道士としては一角の人ばかりだったので彼らの振る舞いに面と向かって異を唱える人はいなかった。しかし影では「まともな魔法も使えないような娘に構うなんて」と嗤っていたのをレジーナは知っている。このヴィント王国において価値のない魔法しか使えない貴族令嬢など、靴に入り込んだ砂粒よりも意味のないものなのだ。


 そして本日、めでたくレジーナは国外へ放り出されることとなった。



『何てふざけたことを!』

『ガレスおじ様、落ち着いて下さい』

『どうして君は落ち着いていられる! 君のことなんだぞ!』

『だって決まったことだわ』

『あああああ!』

『おじ様、また倒れてしまうわ。おじ様』



 館に帰ったレジーナが初めにしなければいけなかったのは、両親の友人をなだめることであった。彼女が急に王宮に呼ばれたと聞いて駆けつけた魔法薬学の権威であるガレスは、話を聞いた途端に激怒した。



『いいのよ、おじ様。お世話をして下さったおじ様やおば様たちには悪いと思っているのだけれど、わたくしがこの国で生きていくのはやっぱり難しいわ。…難しい魔法の一つでも覚えられたら良かったのだけど』

『レジーナ、いいや、レジーナ嬢。君は確かに多くの魔法が使えない。しかし君は私の論文をしっかりと理解できたじゃないか! あれを理解できる人間は限られているのだ、この国でだって勿論立派にやっていけるとも!』

『理解はできました。けれど実際に魔法薬を作ろうとすると、魔力を込める工程でいつも躓いたわ。魔法薬は魔力を込める製作者の魔力の質にも作用される繊細な物だもの、理論が理解できたとしてもわたくしに魔法薬学は無理よ』

『そんなことはない、そんなことは…。ああ、私は男爵夫妻になんと言えば、ああ…国王は、あんなに国に貢献した人たちの娘に何という仕打ちを…!』

『ガレスおじ様…』



 ヴォルケ男爵家は男爵不在のまま存続をしている。本来ならばレジーナが爵位を賜るべきなのであるが、しきたりがとか手続きがとかで何のかんのと流されて今に至る。レジーナが爵位さえ賜っていれば、彼女は自身の処遇をもう少し改善できたかもしれなかったが結局そうはならなかった。不幸中の幸いでレジーナの両親は王国の守護で得た多くの財産を彼女に残していたので、金銭面で不安を感じたことはなかったが、この王国は彼女にとって住みやすくはなかった。



『しかし、そうだな。うん、明日の正午だな』

『ええ、本当に急だったから、申し訳ないのですがこの屋敷や両親の財産の管理をお願いしたいのです。わたくしはもういつ帰って来れるか分からないので、名義もおじ様に書き換えておきます。好きにして頂いて構いません』

『ああ、レジーナがいつ戻ってきても良いように整えておこう』

『…後、使用人の方々に次の仕事のお世話もして頂きたいの』

『誰も連れて行かないつもりか』

『ヒンメル王国にどのような条件で連れて行かれるのかも分からないし、向こうで雇えるかも分からないのです』

『…分かった、任せなさい』

『ありがとうございます。ガレスおじ様』



 ガレスは何やら思案顔で準備があると言って足早に男爵邸を後にした。ガレスや他の人々に任せればとりあえずは一安心である。僅かな使用人たちの中には数名、付いて行きますと言ってくれた人もいたけれど、あちらでどのような待遇をされるかも分からないのに無責任に連れて行くことはできなかった。


 ヒンメル王国とは、古くからある大国である。幾度の戦争を勝ち抜き、それら全てを飲み込んでいった人呼んで魔王国。つい先日、ヴィント王国の隣国であったレーゲン公国が失われヒンメル王国に吸収されたのを機に両国は隣国となった。


 ヒンメル王国はその時代の国王の判断によって外交の質が大きく変わる。教科書にも載っているくらいで、先代、先々代の国王はヴィント王国の使者さえ国に入れなかったとされるが、その前の代には国交はあったそうだ。ヒンメル王国は魔石や魔道具、古い魔道書が豊富にあるとされヴィント王国としては何とか交流を持ち、それらの流通を進めたかった。国交があった時にはそれらの多くが手に入ったらしいが、ここ二代に続いて交流がなかったものだから、僅かに残ったヒンメル王国産のそれらは非常に高値で売買されている。


 そんな国が国王の代替わりによって久しぶりに国交を許す、と言ってきたのだ。ヴィント王国は国をあげてのお祭り騒ぎだった。レジーナにもその話は伝わってきたが、自身には全く関係のないことだと決めてかかっていた所にこれである。呆れはとうに通り越していた。



『(大事な国交相手に不用品を押し付けるなんて。怒りを買って滅ぼされたって知ったことではないわ)』



 国王は「我が国の魔力豊富な者の提供を依頼された」と言っていたから、確かにレジーナでも良いかもしれない。しかし“魔力豊富で優秀な魔道士”は他に掃いて捨てる程いるのだ。わざわざ魔力はあれど碌に魔法の使えないレジーナを選出する所に、この国の卑しさが見てとれた。


 確かに理由は分からないでもない。ヒンメル王国には恐ろしい噂がたくさん付きまとっていた。異形の魔族が闊歩し、昼でも太陽は昇らず常に死臭が満ちている。「悪い子はヒンメル王国に連れて行きますよ」なんて子どもを脅す一種の手段としても用いられている。そんな国に優秀な魔道士を連れて行かせる訳にも行かなかったのだろう。



『(それでもこの国よりはマシ、と思ってしまうのは親不孝なのかしら。親切にして下さった方もいたというのに…。いいえ、それでも)』



 レジーナは少しばかり、この国で生きることに疲れていた。貴族とは名ばかりで、社交界にも呼ばれず蔑まれ罵られ、両親が蓄えてくれた貯蓄を切り潰す毎日。一人娘だったレジーナは本来なら婿をとらなくてはならなかったけれど、その候補にあがることさえ嫌がられた。有用な魔法の使えないレジーナでは定職に就くこともできなかった。世話をしてくれた人々は優秀な魔道士であったから、自分の助手の真似事でもしてみるかと言ってくれたこともあったが申し訳なくて受けられなかった。そんなことをしてしまえばレジーナは勿論、その人も「あんな魔法の使えない役立たずを傍において」と罵られることが目に見えていた。


 レジーナは一筋だけ涙をこぼしたが、それを拭ってしまうと黙々と明日の準備を行った。


―――


『おお、確かに素晴らしい魔力の持ち主ですな。こちらのご令嬢をお連れして本当によろしいので?』

『ええ、ヒンメル王国のお役にたてるならどうぞお好きにお使い下さい。その娘の両親は我が国が誇る大魔道士でした、彼らも一人娘の門出を祝っていることでしょう』

『…では、これより彼女の身柄は我々ヒンメル王国が責任を持ちます。それでよろしいですね』

『ええ、ええ。結構でございます』



 翌日、レジーナを迎えに来たのは獣人族の騎士団であった。人好きのする笑みを湛えた垂れ耳の騎士が国王と大臣たちになにやら書類を書かせる。その書類の内容は見てとれなかったが、大方レジーナ自身の権利を譲るとかどう扱っても構わないとかそういった内容だっただろう。


 レジーナは朝早くに来たガレス他、両親の友人である人々に貰ったブレスレットを服の上からこっそり撫でて静かに息を吐いた。



『いいかい、レジーナ。何か恐ろしいことをされそうになったら、このブレスレットを投げるんだ。そうすれば暫くの間、そいつは動けなくなる』

『使えるのは一度きりだけれど、魔力はその分たくさん詰めたからその間に逃げられるはずよ』

『これが使われれば私たちには分かるから、必ず助けに行くから』



 そう言ってくれた彼らには悪いが、きっと何があったとしてもこれを使うことはないだろう。それでもお守りとしては十分な代物だ。評価されなかった人生ではあったが、自身を大切にしてくれた人がいるという事実がレジーナの救いとなる。


 話はすぐに終わったようで、垂れ耳の騎士がレジーナを振り向きにこやかに笑って手を差し出した。



『では、レジーナ様、さっそくですが参りましょう。お荷物はどちらに?』

『このトランクだけでございます』

『…これだけ?』

『ええ』

『ええと、一日二日とかそういうあれではございませんが、本当にこれだけ?』



 レジーナが前日にやっとの思いで詰め込んだ荷物は、古ぼけたトランクに全て収まる程度であった。両親が最期まで使っていたそれは、魔法跡があちらこちらに付いていて決して見栄えはしなかったが丈夫で軽いそれをレジーナは愛していた。


 垂れ耳の騎士は一度だけ首を傾けたが、それ以上の追及はせずまたにこりと笑った。



『はい、その通りでございます』

『まあ、足りないものは買い足せば良いか…。ではそちらお預かりします、レジーナ様はこちらへ』



 レジーナは形だけの礼をとり、生国の王や大臣たちに挨拶をした。王や大臣たちも形だけの労いと祝いの言葉をかけ、レジーナを見送った。


 荷物を預け、垂れ耳の騎士の手を取るとレジーナたちの足元に魔法陣が浮かび上がった。ヴィント王国では見たことのない魔法陣であった。これには集まった人々が歓喜の声をあげたが、レジーナも静かに興奮した。彼女は魔法をあまり使えなかったがもしかしたらいつか使えるようになるかもと、知識だけは詰め込めるだけ詰め込んでいたので新しいそれを間近で見られたことを単純に喜んでしまった。



『ああ、もしかして移動魔法は初めてですか? 我が国ではよく使うので、慣れて下さいね』

『承知致しました』

『自分に敬語は不要ですよ。さあ、目を瞑って』



 勿体無いとは思ったが言われるがままに、目を瞑る。初めての魔法を使用する、される際には必ず教師や術者の言葉を聞かねばならないと、レジーナは両親からきつく躾けられていた。目を瞑っていても瞼の向こう側が激しく光ったのが理解できたのと、レジーナの足が絨毯の上に降り立ったのはほぼ同時だった。



『さあ、着きましたよ。ここが魔王城こと、ヒンメル城です。もう城内ですので今度改めて城外から全貌をお見せしますね』

『(すごい、一瞬で移動を…。これがヒンメル王国の魔法技術)』

『申し遅れました、自分はメイソン・ドンナーと申します。王国騎士団で団長を拝命おります』

『…え』

『若く見られてしまうのですが、それなりの歳でそれなりに経験を踏んでおりますのでご安心を。では国王陛下に会いに行きましょう。今の時間ならそうですね、書庫で本でも読んでリラックスタイムですかね』

『え?』



 目の前の気さくで若々しい青年に思えた垂れ耳の騎士が王国騎士団の団長であるというのにもレジーナは驚いたが、今すぐに謁見だということにも驚いた。しかしその驚きに猶予は与えられず、今に至る。


―――


「陛下、昔から申し上げておるでしょう。貴方は圧迫感が他の比でないのですから、言葉くらいは尽くさねば。はるばる来てくれてありがとうとか来てくれて嬉しいとか、色々あるでしょう」

「ではそれで」

「横着をするのではありません!」

「あの、あの! 団長閣下、もう大丈夫です。本当に大丈夫ですので…!」



 思わずレジーナは仲裁に入った。他国の男爵令嬢如きが口出しをして良い位の方々ではなかったが、そうも言っていられなかった。まるで使用人の子どもたちの喧嘩のようであったのだ。不敬も無礼も覚悟の上で、レジーナはどうにか声をかけた。



「…陛下、せっかくお越し頂いた方にこのようなことを言わせるなど」

「…」



 二人はレジーナの仲裁に渋い顔をした。いや、渋い顔をしたのはメイソンだけでアランの表情はあまり動かなかったが、それでもそういう雰囲気であった。アランは表情にこそでないが、感情の起伏を隠そうとはしていないらしくレジーナには分かりやすかった。付き合いは希薄であったが、常に腹の探り合いをしていた貴族たちに揉まれた彼女は、一国の王がこれでよいのであろうかと他意なく心配をしてしまった。



「レジーナ」

「他国のご令嬢ですよ、敬称をつけなさい。様とか嬢とか」

「結構です、結構ですので!」

「…その、我が国に来てくれたこと、感謝する。不足があれば何でも言ってくれ」

「も、たいない、お言葉でございます。お心遣いに感謝致します」



 レジーナは驚いて、言葉に詰まってしまったがどうにか礼をとった。碌な魔法が使えなかった彼女にそんな言葉をかける人など、近しい者を除いては全くいなかった。しかし、これもレジーナが魔法が不得手であるとしれば撤回されるのであろう。そうであればそれは早い方が良い、とレジーナは拳を握った。



「あの、恐れながら陛下、わたくしは」

「ご飯にしませんか」

「メイソン」

「いや、お腹すきません? 自分はもう倒れそうなのですが。ほら獣人って燃費が悪いので」



 お話はその後で、と言うメイソンにアランはやはり表情を変えずため息をついたが、仕方がないと立ち上がった。拳を握ったままだったレジーナが呆気にとられていると、すいとその手をとって歩き出す。自然で流れるようなエスコートだった為に、レジーナは反応もできずただ付いて行くしかなかった。



「どちらで召し上がられますか」

「北の離れ」

「畏まりました」

読んで頂きありがとうございます!


 作者はおそらく敬語ヒロインと無口無表情美形のヒーローがヒロインとその周辺にだけ心を許している感じが好きなのですが、皆様はいかがでしょう。自分のヘキを見つけるのは楽しくもあり、しかしそれでは似たりよったりのものしか書けないな…と若干の落ち込みを感じる今日この頃でございます。


ここまで読んで頂きありがとうございました。

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