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世界

作者: 僕

僕の机の中には色々な物が入っている

右の引き出しには好きな物

左の引き出しには嫌いな物

真ん中の引き出しにはどちらでも無い物

机の上には時間がたつと熱くなる物

電話、メモ帳、図鑑・・・


毎日、熱くなるものが焦げる前に処理するのが仕事


机の上から溢れないように

時間が過ぎて焦げないように

ちょちょいのチョイ


ちょちょいのチョイでは済まないけれど

いつでも気分はちょちょいのチョイ


時間が空いたら一休み

グーっと伸びしてぼーっとして

うつらうつらウトウトウト


目が覚めて余裕があれば右の引き出し開け放ち何して遊ぼ

たまに左の引き出しからこんにちわ仕方ないから構ってやろう


これが僕の机。僕の毎日。



でも


僕の机には僕しかいない。

君はいない。


前は僕の机に君も彼も彼女もみんなみんないたんだ

机の上でちょこちょこ動くのを見ていたんだ


ある日机から顔を上げたら

君には君の机

彼には彼の机

彼女には彼女の机


だから机の上のみんなを退かして話かける


ねぇ、僕の机にはこんなものが入ってるんだ。君の机には何が入っているの?

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