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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

あらすじだけ

彼女と友を作るため、ついでに魔獣も倒してやる!(短編版)

作者:

とびらの様主宰「あらすじだけ企画」の作品です。

「十万文字以上になる長編小説」の、あらすじです。

 地球は危機に晒されていた。空間に裂け目が生じ、そこから現れた怪物が襲ってくるのだ。

 裂け目の向こうからくるグロテスクな怪物たちは絶大な破壊力を持ち、「魔獣」と恐れられた。これらに対抗すべく地球の科学技術は飛躍を遂げ、登録制の魔獣討伐職が生まれた。国から彼らに貸し出される武器は、身を守る全身鎧(アーマー)で使用者を覆い、魔獣との戦闘を可能にする。この討伐職はある国ではこう命名された。


 魔獣ハント戦隊、「マモルンヤー」。


 批判殺到、登録志願者数は一桁、ネットではネタにされる。

 しかしその設立初期の一桁ナンバーたち、マモルンヤー第一部隊の活躍は輝いていた。批判は鳴りを潜め、夢を持ち登録に訪れる人々も増えた。


「活躍して、モテモテキラキラなリア充になるんだ!」


 イチロウもまたその一人。彼女も友もいたことがないボッチおぶボッチ。戦隊のリーダーとなり、ハーレム戦隊を作って高めあえる親友と活躍したいという、ブレた夢を抱く男(18)である。


 マモルンヤーのアジト(市役所)にやってきたイチロウはさっそく登録し、自身の適性を調べてもらう。適性がない武器は使えないのだ。


 まず剣、刃物の武器に適性があると言われ、かっこよく部隊のリーダーになれると喜ぶイチロウ。しかし説明を全て聞く前に、女性達が練習場へと向かうのを見る。後で聞けばいいやと職員の制止を振り切り、両手剣を借りて追いかけた。

 そして指導役以外は初心者という場で格好をつけようとし、使い方を知らないまま剣を一振り。見事、練習場の壁に巨大な風穴をあける。弁償を恐れ風穴から逃走するイチロウ。


 逃走先に、魔獣と戦う美少女サユを発見。助けようとし、両手剣をつい片手で使おうとして手からすっぽぬける。

 助け合い勝利するが、金持ちの親が雇ったという護衛のおっさん部隊が駆けつける。おっさんズに睨まれ、イチロウはお礼をしたがるサユから逃げ出した。


 次に、戦闘中の大人なお姉さんと青年に遭遇。イチロウは剣を振り回し風を起こし、味方の弓矢の邪魔になる。

 勝利のあとに、色気たっぷりなお姉さんミキは、見た目年齢二十代の美魔女と判明。息子のシュウ(18)と仲良くなれないかと期待するイチロウだが、母親を嫌らしい目で見たと嫌われる。


 一人のままだが、人助けしたことで冷静さを取り戻したイチロウ。だが戦い方をろくに知らず、上手く両手剣を扱えない。考えた末、アジトへ謝罪に向かい訓練すると決める。


 翌朝、魔獣と戦う美人ナナと出会い、ボッチ同士だと話が盛り上がる。昼食をとろうと飲食店に入るが、ナナに睡眠薬を盛られ武器を盗まれる。ナナは登録者のふりをした悪人だったのだ!


 そこにおっさんズを使ってこっそりイチロウを尾行していたサユと、本音は友達が欲しくて昨夜の戦闘場所に張り込んでいたシュウと付き添いのミキが現れ、ナナと戦うも逃げられる。改めて話し、四人で部隊を結成することになった。

 おっさんズは定員オーバーで弾かれた。


 アジトは「敵」を嗅ぎ付けた魔獣の襲撃が珍しくないとのことで、風穴は事故扱いで処理されていた。部隊結成の登録をし、今度こそイチロウの適性について職員に説明してもらう。イチロウの適性は剣は剣でも、片手で扱う剣。両手剣は最適ではなかったのだ。

 被害を訴えたところ、盗難武器は闇オークションで取引されていると噂があり、おっさんズによってお金持ちサユの家に怪しい招待状が届いていると発覚。複数の部隊で取り組む案件になる。イチロウは張り切って訓練に挑み、鬼教官と化したミキにぼこぼこにされる。


 当日。サユたちは客として、ナナに素顔を見られているイチロウはサユの使用人のふりをして闇オークションに潜入。盗難武器のありかを突き止め、摘発に他の部隊が派手に乗り込むまで武器の保管場所に籠城するが、駆けつけたナナと対決する。イチロウは全力を尽くすが武器を払い落とされる。

 しかし両手剣を使い戦闘を続行。また払い落とされ、カタナ型ソードで戦闘を続行。また払い落とされ、手裏剣型、違う両手剣、違うカタナ型……と武器を代え抵抗し続けた。大量の武器があるせいで魔獣も反応して押し寄せ、場は大混乱に陥る。

 ナナたちは逃げた。だが客たちは捕まったので闇オークションは潰された。マモルンヤーたちは魔獣を討伐し、盗まれた武器を取り戻した。


 勝利の立役者となったイチロウたちはこれからもよろしくと言い合うが、イチロウは知らない。

 サユがすでに、イチロウの個人情報を調べあげていることを。

 シュウがサユを見て顔を赤くしていることを。

 三人を見てミキが苦笑いしていることを。

 お嬢様に妙な虫がつく! とおっさんズが睨んでいることを……。


 何も知らず、リア充を目指してこれからも頑張ろうと思うイチロウだった。

改行などを含んで2000文字です(必死)


このあらすじを実際に小説として書きたい、という方はぜひ読みたいので教えて下さい~


美魔女って通じるのか、が不安だったりする

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― 新着の感想 ―
[良い点] 起承転結の大きな流れの中に、読み飽きないようにこまめなバトルやキャラクターとの出会い、主人公の活躍というイベントを置いて、クライマックスラスボス戦で盛り上げ、爽やかなハッピーエンドに着地し…
[良い点] 戦隊もの好きなのです。 おふざけ戦隊でいくのであれば、こちらの作品のように、突き抜けてアホをしてくれると楽しいです。 [一言] 「マモルンヤー」の在り方にちょっと疑問が湧きました。 「マモ…
[良い点] マモルンヤーまで読んだ。 昼に読むのは無理だろこれ 人目ってやつがあるからw ネーミングセンスは良い。 良いが、読むほうが難易度高いw
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