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禁断の世界だよね

ソドムの町


この町の階級システムは、複雑である。


町人は仕事を持つが、稼業を継げるのは一人のみである、二人目以降の男子は兵役に就く決まりがある。

男の子は10歳以降は親の職業を継ぐ仕事を選ぶか、軍人になるか決められる、長男が親の仕事を継ぐとは限らず、適性がない場合は二男三男に託される。


この町の倫理観は非常に複雑だ、まず夫婦がいない。男女が別々で暮らし、種付けを許可された身分の者だけが、その行為を行い子孫を残す。


10歳で親の跡継ぎに指名された者は、種付け行為を行う・・何ともうらや・・いや、いかがわしいシステムだが・・15歳までに第一子を設けないとその子供は親の職を継げず、軍部に所属する事になる、職業落ちした軍人は最前線で一番戦死しやすい歩兵である。

その立場から士官レベルまで上り詰めるのは殆どいないそうだ・・・10歳で軍部に所属した者は魔法適性を見られどの適性もなければ歩兵扱いになり魔法適性があれば魔法部隊所属になる。


職業落ちではない、10歳からの軍人は訓練もされていて士官クラスは殆どが、この10歳からの軍人だ。


士官クラスまで行けば開拓権利を得る、士官としてそのまま軍部に努める事も出来るし、新たな土地を開拓して、新たな職を産みだす事が出来る、自分の子供をその職に就かせる事が出来るのである。


男が女に種を残す権利を持つのは、職を持つか、軍部で士官クラスまで昇進するしかない、なにせ大地から魔力が湧きでる地であるゴルゴンには、グラスでも強敵クラスのアイアンゴーレムなどが複数出現したりするのがザラで、出現する魔物も強い、歩兵などは簡単に戦死してしまう。


一生女性を知らずに戦死する男がほとんどである、子供は生まれた時から母親から離され、乳母により一括して育てられる、子供を産める体になると、人事院により相手を決められ行為を行う、18歳までに子供を設けなければ、子供を産めない女とされ、教育院に行くか、将官クラスの軍人の女中となる。その将官のお手つきにより子供が出来れば再び人事院に戻される。

子供を産んでも子供は教育院に引き取られ、母親は乳母として、乳児院で乳児に乳を与える。


この国のシステム上、誰の母親の子供というより、どの父親の子供かという事が大事になり 人事院に入った女性は基本的に決まった相手と行為をするように管理される


多種族との行為に関しても士官クラス以上の軍人のみが許可されている、もし士官クラス以下の軍人が多種族との間に子を設けたら国外追放となる。

三つ目族には何人か追放された人間がいたな。


この法則は王族であっても例外ではなく、王子であっても次期王に指名されなければ軍部に所属する、ただ位が高い一族の子は教育院でも特別扱いをされるので、士官クラスに上がりやすいそうだ。


王の娘も同様で教育院で育てられるが、あてられる男は位の高い出自の士官があてられたりすることが多いらしい。


女性にとって子供を多く産めば産むほどに、女性の地位は上がる、位の高い子供の女性でも子供を全く産まなければ、子供を多く産む身分の低い出自の女性の下になる事もあるらしい。

だから種が強い男性が好まれる、また士官クラスを多く産んだり、将官クラスまで子供が出世すれば、女性の身分も上がる、女性は女性院の中で組を作り、高い身分が所属する組ほど、良い給金が支給される、閉経後の生活を安定させるためにも多くの子供を残さないといけない訳だ・・・



「女性院は女性街にあり、基本的に外部から来た人はソドムの女性には会えません!」


と受付の女性が俺達に言う・・・・・


「あの?貴方は俺達にあっていいのでしょうか?」


「あら?問題ありません、私は女性ではないですから」

その女性はにこっと微笑んで言葉を返した・・・・え?


どっからどう見ても女性だが・・・・


「やっぱりそうだったのね・・・どこかおかしいと思ったわ」


シーナがその女性を見ながら言う


どういうこと?


「ソドムの歩兵は女性と交わるのは禁止されていますが、男性と交わるのは禁止されていません。私もソドムの歩兵です・・うふふふ」


つまりこの目の前のかわいらしい女性は・・・・・男?


「ソドムの禁兵と言われている奴らだ・・・気持ち悪いだろ」


ミュイミュイが言い放つ


「うふふふ、気持ち悪いと思いですか?歩兵にもいろいろあるのです、こうやって他国からの使者を出迎えるのも歩兵の仕事です、それに私たちのように女性らしい男性はソドム以外にも多くいるというのは聞いていますよ、きっとグラスにもベロニカにもオワリにもいらっしゃいます、なにせ私たちは小さな時から男の中で育ちます、先生だけが女性でしたから」


つまりは・・育ては全て女性だから、中には女性らしく育ってしまう男も多いということか?複雑だ・・・


「ソドムでは女性と行為をするには人事院の許可が必要になります、しかし私達のような禁兵を相手にするのは自由です、女性院の女性より男性経験は豊富ですわ、オホホホホ」


ちょっと頭がくらくらする・・・


「それに士官に昇格する男子も練習は必要でしょ?私達がその練習をしてあげるの、まあ中には人事院でも入れる穴を間違える士官もいるみたいだけどね、ふふふ」


この外務院にはあちこちに女性がいるように見えるが・・皆、禁兵つまり男性だ・・・


「では男性は男性街に女性は女性街を見学してください、禁兵街もありますのよ、可愛いのが沢山売っています、常日頃男性の目にさらされる禁兵の方がソドムではより女性らしいといえますわよ、ふふふ」



こうして男は男性街、女は女性街の見学に出るのである



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