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夫婦喧嘩は犬も食わないよね

初めての夫婦喧嘩をした


ケンカの理由は当然シャルロットである


妻は夫に新たな妻を娶らそうと


夫はそれを拒もうと


私は既にジェニファーとジーフという妻をもち幸せである


そこにさらに妻をとろうという気持ちは無い


ましてはいきなり現れて妻をとるなどありえないのだ・・・・


俺は木刀をとり、シャルロットに向かった


「シャルロット、俺が剣の相手をするから来てみなさい」


シャル

「しかし・・」


「かまいませんから、私は木刀で結構です」


ジェニファー

「じゃあ!シャルが勝ったら第3婦人はシャルよ!」


「勝てたらね、俺が勝ったら俺の言うことを聞いてもらいます。」



シャルロットは、俺の方を向き剣を構える


「俺は農作業だけ、この場所でしてきたわけではありません、俺の世界にも剣の流派はあるのです」


シャルロットから動いた、シャルの剣筋は変則であり、相手の体と共に剣が変化する様である


ならば私も相手の剣に身を合わせ剣を交える、タイ捨流 

新陰流から発生した九州地方で広がった流派である。相手の剣に合わせ体を任せる 


シャルもこの動きに翻弄されたようである


「次もいきますよ、チェスト!」


『示現流』薩摩を中心に流行したタイ捨流が発展した流派。一の太刀を疑わず 二の太刀いらず

一撃にすべてをかける


シャルロットは俺の一撃を剣で受けた、シャルロットの剣は曲がってしまった


シャルの剣技はロロに教わったということだがタイ捨流に近い感じである。

そのタイ捨流を上回る為に生まれた示現流、示現流を相手するなら剣を受けるのではなく

避けなければならない


「まだやるかい?」


俺は楽しくなってきた、剣術はネットから本をポチって一人で練習していた


息子にも相手をさせたが、他流派とは初めての闘いだ、魔物が剣術を使う事もないしね


シャルロット

「やります!」


シャルロットは新たな剣をとりだす ミスリル製の剣だ


俺は太い短い枝をとり二刀で構えた


『二天一流』尊敬する宮本武蔵が作った流派。勝つためには何でもする


二天一流に俺はさらに魔法の要素を加えた、卑怯なようだがそれこそが二天一流である。

使えるものはすべて使う

17年間、孤独に剣の鍛練をしながら、魔法使いと剣技の融合の形


シャルロットはやはり強い、魔法攻撃+2刀の攻撃を受けつつも的確に攻撃をしてくる。

まだまだ俺の二天一流+は粗削りというのもあるだろう。

 

その試合は楽しかった、ここまで力を出せる機会はそうそうになない。

でも使えるものは何でも使う、それが二天一流+。


土の魔法で壁を作りだす

シャルは壁を交わし乗り上げさらに剣を下す、さすがはミスリル製の剣 

壁すら綺麗に真っ二つに切る


しかし、そこには俺はいない、シャルロットの着地点には水の魔法でぬかるみになっている


すかさず俺の木刀がシャルロットを襲う。小刀代りの枝でシャルロットの返す刀を封じる。


なんと、枝も木刀もシャルロットの剣によって真っ二つ。さすがだ、気を込めていたのに

切られてしまった。さすがだな、しかしまだまだ

シャルの背後を大きな氷のツララが襲う、シャルロットの剣はそれをいとも簡単に切り刻む


しかしその切り刻まれた氷のかけらは、弾丸のようにシャルロットを襲う、 

と同時に俺も手刀でシャルロットの首元に手を当てた


「ま、まいりました」


シャルロットがうなだれた


「金ちゃん!やりすぎよ!」


ジェニファーが走って寄ってきた


無数の氷の弾丸を食らったシャルロットはその場で倒れてしまった


いや・・すまん


夫婦喧嘩2回戦が始まった、いや、一方的に俺が怒られる夫婦喧嘩だ・・・


「ごめんよ 手加減できる相手じゃなかったんだ・・・」


ジェニファー

「相手は女の子なのよ! 顔に傷が出来たらどうするの、さっき責任は取れないって

言ってたじゃないの、金ちゃん責任取りなさい!」


「いやそれとこれとはね」


ジェニファー

「だめよ!金ちゃんが責任をとるのよ!」


ジェニファーは怒るとなかなか融通が利かなくなる・・・うーん、怒った顔も美しい・・・

なんて思ってしまう俺もいる・・・


「奥方様・・その辺で・・・」

シャルロットが目を覚ましたようだ


ジェニファーの治癒もあって傷は残っていない・・・よかった。


シャルロット

「私の様なものが、いきなり押しかけて女房にしてくれ、という要望が無謀であったのです奥様、

喧嘩はなさらぬようにお願いいたします。」


ジェニファーはシャルロットの側に行き体を支える


シャルロット

「キンタロウ様・・・女房などとは申し上げませぬ、ロロの町の皆を安心させる為に私はきました。

ロロの民を安心させるため、私を護衛として雇ってください、いえ!奴隷でもかまいませぬ。」


「奴隷なんて・・・シャルロット!君は君で幸せを見つけてほしいのだが。

俺なんて既に二人も美しい妻をめとっている節操のない男なんで、より君にふさわしい

男はいると思うのだが・・・」


シャルロット

「私は・・・町の為に生まれた存在です・・・町の為になるのならそれが私の幸せです。」


困った・・・シャルロットはなかなか折れない・・


「では私の秘書兼護衛として帯同を許可します、ただシャルロット、遠慮はいりません

いい人が現れたら。私の元を離れることを許可しますので、自分の幸せを第一に考える

これが命令です。いいですね!」


シャルロット

「はい! ありがとうございます 今日心に決めた人が現れました・・・

これからもよろしくお願いします。」


あれ?まあ深く考えないようにしよう


こうして

家族にシャルロットが加わる。秘書兼護衛として


俊太は、父さんが決めたならそれでいいといった


シンシアは、予想外に反対はしなかった。ジーフの時は凄い拒否反応だったのに、

まあ妻としてではないからかな


ジーフは、俺の夜ごはんに何かを仕込んだのが分かった

俺の魔力もあがり、気が付かない俺ではないのだ。

媚薬だろう・・・なので、夜にお仕置きをしてあげた


ジェニファーも噛んでいるに違いない!明日の夜はジェニファーにお仕置きだ!


シャルロットは夜ごはんに感動していた

柔らかいパン、ご飯、醤油、味噌、ヤギチーズとロロには無い食材が多い食卓だ。

恍惚とした表情でご飯を食べる、可愛い・・・いかんいかん



---------------------------------------------

翌朝、剣の稽古にシャルも加わった

俊太はまだまだシャルの足元にも及ばない感じだ。


実は俺もだが、魔法を使わなければシャルにはかなわない、シャルはそれだけ強かった


しかしシャル・・・・ブラジャーつけよう・・・・


「シャル・・・ブラジャーいやコルセットは?」



シャル

「はい、剣技では邪魔になるのでつけません、それに私はあまり大きくないので必要もないのです」


シャルは恥ずかしそうに言う


これは困った・・・剣に集中できない


そうだ!シンシアのお古だがスポーツタイプのブラがある、 シンシアに言ってシャルロットに

装着させた


シャルロット

「何ですかこれ!伸び縮みして動きやすい、これなら逆に付けた方が剣の邪魔にならないです」


今日は休日なんで、シンシアに下着の買い物に付き合うように頼んだが


シンシア

「今日は駄目よ、探検部で訓練があるから、ね!シュンタ」


俊太

「うん、休日は資金稼ぎの日なんだ、迷宮のね」


「そうか」


そういえば休日は学生たちで森の探検をしているようだ


なのでジェニファーにお願いした


ジーフも行くようだ


奥さんズと共に行動する事に一抹の不安も覚えてしまった・・



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