15 二つのライト問題解決と禁忌
さて、新しいスマホをゲットしたものの、なかなかRemoの設定が進みません。
なぜなら、夏のホラー2018用の「霧に消える」が予定よりも長くなった上に、アルファポリスの「ほっこり・じんわり大賞」用の原稿を用意しなければならなくなったので。
夏のホラー2018のほうは準備していましたが、アルファポリスはぎりぎりになって思い立ってエントリーしたので、最初の数話を準備するのに手間取りまして。
2日に「霧に消える」が完成、アルファポリスのほうも目途がつきましたので、ようやく設定が再開できます。
ここまで書いたのが昨年2018年の8月のこと。
この続きを書くつもりが、他の原稿を書いていたためにまったくRemoの設定ができないまま年が明けてしまいました。
その間に関係のいくつかのアプリがアップデートしました。
どう変わったのか確認できぬままです。
それでも「オーケー、グーグル、テレビをつけて」といえばテレビがつきます。
「ライトをつけて」というと、照明とテレビがつきます。「二つのライトをつけます」という言葉とともに。
さて、ここからは2019年4月です。
なんと4月某日、帰宅した際に「オーケー、グーグル、ライトをつけて」と言ったら「ライトをオンにします」と言って、照明だけがつきました。
なんと「二つの」がなくなったのです。どうやらGoogle Homeがアップデートしたようです。
さらに凄い発見が。
グーグルさん(以後、Google Homeをこう呼びます)に対して、質問をすると、様々な答えが返ってきます。
知らなければ
「申し訳ありません。お役に立てそうにありません」
と答えます。
ですが、それすら返ってこない場合があるのです。
「オーケー、グーグル、神様っているの?」
すると答えがありません。
今まで聞いたことのないポーンという音がしただけ。
どうも、これは禁句のようです。
考えてみれば、もし子どもがこの質問をした場合、いると答えてもいないと答えても問題が生じます。
親がもし真面目なカトリックだったら、無神論者だったら、敬虔なムスリムだったら……。
いろいろな場合を想定してみてください。
家庭でどんな問題が起きるか。
親がグーグル社に対してどんなリアクションをとるか。
グーグル社はそういう面倒なあれこれを回避するために、グーグルさんに答えないという選択をさせたのだろうと思います。
社交の場と同様にグーグルさんにも宗教の話題はタブーのようです。
「仏さまっているの」に対しては
「すみません。よくわかりません」と答えが返ってきます。
なぜか、神様と仏様では対応が違うようです。
ちなみに
「サンタクロースっているの?」
という質問に対しては
「私はサンタさんがいると信じていますよ」
と答えます。
サンタを信じる子どもたちのためには妥当な答えだと思います。