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<星宿スクール編>

寮に戻り、ドアを開けようとしたとき、


「?誰かがここに来たんだ。」私は用心深くそう言った。


(誰が私の部屋に侵入するか?)


その時、私のベッドにパジャマ姿で横たわり、時折ウサギの耳をぴょこぴょこさせている女の子がいた。


「セブンちゃんの匂い... 」と亜夜子が寝言を言っていたのだ。


「!!うさぎ...あなた...」私は言葉を失った感じで、


「...あの...どなた...」亜夜子はゆっくりと目を開けました。


「セブンちゃんだ」亜夜子が突然駆け寄ってきて、私を押し倒し、


「大丈夫、心配だよ。」


「あぁ…その前に起きてくれないかな?」


私は亞夜子の胸の圧迫で息が出来なくなった。


「あっ!」


今、亜夜子は自分がパジャマを着ていることに気づき、


「セブンちゃん、エイチだ!!」と言った。


「先に押し倒したのはお前だろ...」


「>////<」 綾子は顔を赤らめた。


「とにかく、セブンちゃんが悪いんだ。」亜夜子が枕を投げてきたが、私はすぐにかわした。


「早く着替えろ、聞きたいことがたくさんある」


私は台所で何か食べようと部屋を出た。


亜夜子は着替えが終わりました。


「いい匂いがする」と、香りを嗅いだ亜夜子が「セブンちゃんも料理できるんだ!」と駆け寄ってきた。


「一人暮らしに必要なスキルなでしょう。」


「私も手伝いたい!」


「ちょっと待てよ、隣に座れよ、自分でやるから」


「セブンちゃん、ケチなんですねー。私はどこにも行きません」


「あなたは子供ですか?」


「まったく、どうぞご自由に」


「うん!」弥生子は料理を始めた。


私はほとんどの料理を終えてテーブルに並べ、座って亜夜子が料理をするのを眺めていた。


「あの、ウサギよ、どうやって僕の寮の部屋に入ったんだ?」


「誰かが私に鍵をくれたから、いつでもセブンの部屋に出入りできるように。」亜夜子は嬉しそうに言った。


「今すぐ鍵をください!なぜ私の寮の部屋に来たん?誰が渡したんだ!」


「知らないよ...マントで渡して、すぐに消えたんだ。」亜夜子はすぐに鍵を隠し、

「え…ウサギお前…あの野郎は一体誰なの?」


(誰だ?謎の男か?そんなことより、まずは腹を満たそう。)


私も食べ始めた。


「セブンちゃん、私の名前はウサギじゃなくて亜夜子だよ。」

亜夜子は今、私がウサギと呼んでいたことに気づいた。


「ウサギはウサギだよ。」


亜夜子は呻く。


「話がずれてない、それがどうしたの?」


「セブンちゃんが心配で寮に来たんです。」


「私の心配?入学当初から疑問に思っていたのですが、なぜここまで私に纏わるでしょうか?

十二星座が知りたいなんて嘘だよね!」


「だって...」と亜夜子が低い声で言った。


「なに?」


「とにかく、セブンちゃんにとても興味があります。」


「はい、わかったよ。あの…生徒会に行くときは、ありがとうね。」


言うのは少し恥ずかしがり屋。


「セブンちゃんに助けてもらったから、もちろんお返しはしたいけど、セブンちゃんのせいじゃないんだ。」


嬉しそうに言いながら、亜夜子は言った。


「今日はセブンちゃんの部屋に泊まりたいんだけど、ダメかな?」


「自分の部屋に戻れ! 今日はもういいや、やることがあるから。」


「わかった、次はセブンちゃんの部屋で遊ぶよ」 亜夜子が食べ続けていると、


「かぎを返して!」


「いやだ!」


「じゃあ、先に帰ります。明日学校で会いましょう!」


亜夜子は寮の部屋を出て行った、


「はいはい、また明日。」


私はカトラリーを片付けながら今日あったことを考えた。


(あの謎の男は誰だ、あのウサギの秘密は何だ、


私は今日を平和に乗り切れると思った、

前に何かがあった、忘れてくれ、シャワー浴びて寝よう、面倒なことを考えたくない)


そうやって、一日を過ごしていたのであった。


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