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序章 「光の無い世界、一人佇む闇」
この小説はオリジナル時代シリアスメインファンタジーです。
中国風味日本の戦国時代味の異次元オリジナルワールドです。
腐向けとなる可能性もあります。
ずっと一人だった。
一人でも寂しいなんて、退屈だなんて思ったこともなかった。
なぜ?
「なんで貴方は僕に “温もり”を教えたの?」
温もりなんて僕には必要のないものだったのに……
「笑顔なんて……幸せなんて……僕には……」
貴方を失った今、僕の世界は真っ暗だ。 今まで一緒に居た人も、温もりも何もない、静まり返った悲しい世界。
世界なんて……
「世界なんて消えてしまえばいいんだ」