どんなソフトウェアなんですか?
PeerCastでの動画配信を視聴する方法に移るよ!
必要な道具は2つだけだったりするのさ。
・PeerCastStation ※1
・WindowsMediaPlayser ※2
こんだけ。
信じられないでしょ?
PeerCastでグーグル検索をかけると、ごちゃごちゃしてすんげえ面倒くさそうでしょう?
開いた瞬間に「あ、これ無理だわ」って思うでしょ?
でも実際は、『観るだけなら』簡単なのよ。
だって、『ポート開放』をすればいいだけだからね。
ポート開放さえできれば観られるんよ。
※1
『サーバー&クライアント』方式ではなく『ピアツーピア』方式を採用している。
『信号を受信する(動画を視聴する)』と『信号を送信する(動画を中継して他のひとにも渡す)』役割を両立するシステムである。
信号を送信する際に、『動画の配信ビットレート(情報量2Mbpsとか700kbpsとかね)』よりも大きな値を入力しなければならない。そしていわゆる上り回線速度(アップロード速度)がなくてはならない。上り回線速度が足りていないと、リレー(信号の受け渡し)が詰まってしまい、動画配信が成立しなくなってしまう。
※2
Windowsに搭載されている動画視聴のソフトウェア。『.wmv』形式の動画配信に対応しているので、動画配信のURLをWindowsMediaPlayerに入力すると再生が開始される(ファイル->URLを開く ってのはこのためにあったのさ!)。もしくは、URLをクリックするだけで勝手にWindowsMediaPlayerが検知して、開いてくれるなにその親切仕様。
では『PeerCastStation』とグーグルで検索をして、ソフトウェアをダウンロードしようか。
安定版を選ぼう。
zip版とインストーラー版があるけど、zipでいいよ。
解凍して中身の本体を起動させればいいだけだから。
解凍したらフォルダをぼんぼんぼんっと潜って、『PeerCastStation.exe』を開く。
PeerCastStationが起動するから、ちょっとした設定ね。
ここでちゃんと設定しないと、他のひとに迷惑がかかるから。リレーが成立しないんだ。
『ツール』をクリックして『設定』ね。新しいウインドウが開くよ。
左っかわに3つのタブが並んでいるけど、設定するのは1つだけよ。
『全般』だけ。
ポート番号は『7144』になってる? なっていたなら問題ないよ。
ちなみに『ポート開放』ってので指定しないといけないのがここだったりするけれど、後述するからいまはいいか。
『ポートの開放状態』ってところが『解放されています』になっていれば全部おっけー!
なんだけど、いまはまだ『7144ポートの開放』と『7144ポートとパソコンが結びついていない』から、たぶんまだ駄目なんじゃないかなあ。
なお、よく大学の講義なんかで例えられる有名なものがあってだね。
「ポートとかマジ意味わかんねーんすけど」
「インターネットは海で、ポートは港の停船場。積み荷を運ぶ船となるパソコンもあれば、港町として造られるパソコンもある」
こんな感じ。
港の停船場はいくつもあるよね。
指定された停船場でなければ、船は泊めさせてもらえないわけだ。
今回の場合は、『自分が港を管理する』んであって、「その船の用途でしたら7144番の停船場に停留してください」と指定するようなものなんだ。
あ。
『UPnP』っていう便利な機能が『ルーター』にあるんだけど、こいつが上手く機能していれば、もしかしたらこの段階でポート開放できちゃってるかもしれない。
そしたらラッキー☆
おれは利用したことがないから、この機能を使わないことを前提に話すね。
じゃあ続き!
『最大上り帯域』
これがさっき※1で言ったアップロード速度のことだね。同じ意味だと思っていいよ。
本当なら計算しないといけないんだけどね、項目の右っかわに『自動設定』ってボタンがあるでしょ? それを押せば『最低限の値』を算出して設定値に指定してくれるから利用するといいかも。
以上、PeerCastStationの設定おわり。
「えっ、マジで?」
「マジです」
「なんでPeerCastのウェブページってあんな難しそうに書いてあるんですか!」
「余計な情報が多いのと、『ポート開放』を詳細に書いてあるからだと思います」
「その『ポート開放』ってなんなんですか!?」
「これから説明します」