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新しい世界をだらだら生きていく  作者: 黒羽 暇人
第一章 新しい世界
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第四話 新しい世界とギルドについて

久しぶりですね!

まぁそんなに時間は経ってないと思いたい

朝だ、新しい朝が来た!

言った理由は無いけどな

俺がこの世界に来て二日目だ

まだ不安が残るな、まだこれからの方針も決まっていない

他にも、お金をどうするかとかも決まっていない

むしろ決まっていることがないな

いや、宿は決めたもうずっとこの宿でもいい気がする

飯はうまいし安い、

少し失礼だが他の客がいないから過ごしやすい

正直人はあまり得意じゃない

人混みがあったら近づきたくないしな

まぁそのせいで友達がいなかったんだが


そんな俺だからこそ今相部屋をしている現状はなんだかなって感じがする

相部屋と言っても男だしあまり気にはしないけどな

これが友達という感覚か

そう思って隣のベットを見ると俺の友達|(仮)が寝ている

何ともまぁ幸せそうな寝顔だ

人を殺しておいてよくそんなに寝れるな

文句の一つでも言いたいがここは我慢をして部屋を出ることにした

まぁ昨日会ったばかりだし起こしてやるほど仲が良いわけではないからな

寝坊した奴はずっと寝とけばいいんだよ


さて俺の借りている部屋は二階にあり食堂は一階だ

階段を下りたところで丁度アクアさんに会ったので挨拶をしておく


「おはようございます」


「あ、ハヤトさんおはようございます」


やっぱりこの子の笑顔は可愛いなぁ

はっ!なに変なこと考えているんだ俺は!

これじゃあ俺は変態みたいじゃないか!

って自分を自分で変態みたいって、悲しくなってきた


「??、どうしたんですか?」


「いや少し考え事をしていたんだ」


「そうですか

あっ、朝ごはんすぐに用意できますけど食べますか?」


「お願いします」


今日は朝から美味しい料理が食べれたので気分が良いです まる




さて今日は村の探索だ

せめてよく使うことになりそうな店の位置を把握しときたい

まずは稼げそうなギルド

次に装備を整備してくれる鍛冶屋みたいなところ

あと、在るのかわからないが武器屋とか道具屋みたいな場所を探そう

今日中に見つかるのか?

昨日は宿屋捜すだけで結構かかったんだが

てゆうか宿屋多すぎるだろ、絶対ここ村じゃなくて町ぐらいの大きさあるよ

愚痴っても仕方ないよな、まずはギルドから探すか




ギルドは意外とすぐに見つかった

割と重要そうな建物だし当たり前か

でもどうしたもんか、俺は一切情報がないんだがいいのか?

怪しまれないだろうか?他の人間に舐められたらカツアゲまがいの事をされかねない

嫌な事を思い出しそうになるな…

考えるのはやめよう、結局何もわからないんじゃ何もできなくなる

今くらいは舐められてもしかたない

悪い評価はこれからの行動で塗り替えればいい

まぁ戦闘は素人だから難しいと思うけどな




ギルドの中は普通に広かった、だが誰もいない

今は全員仕事にでも行っているのか?

二階もあるみたいだがそこから人の気配はない

入って右側に休憩スペースみたいなところがあるが人は少ない

さっきいないと言ったが一応ちらほら人がいる

俺に興味はないのか全員各々の行動をしている

とりあえず受付に行こう

受付は入って正面にあった

受付に近付くと受付の人が気付いてくれた


「今日はどんなご用件ですか?」


さてどうしたもんか、人は少ないから余り気にしなくてもいいんだが

でも舐められるのが怖い、とてつもなく怖い

だがコミュ症の俺にはうまいかわし方が思いつかない

…諦めよう、もう舐められても仕方ない

だが精一杯の抵抗は見せてやろう


「あまり人に聞かれたくないんですけど…」


「わかりました、ではこちらへどうぞ」


そう言って受付の人は受付の奥に案内してくれた

どうやらこういう話をするための部屋があるみたいだ


「ではお座りください」


幾つかある部屋の一つに案内された

部屋の中はだいぶ質素な部屋でソファが向かい合って置いてありその間に机が置いてあるだけだった

受付の人は自分が座っているソファの向かいのソファを指して言っている

受付の人は俺が座るのを確認すると口を開いた


「それでは、どんな依頼でしょうか」


「あ、別に依頼じゃないですよ」


「え?」


受付の人は少し驚いたようだがさすがはプロ

すぐにもちなおしたようだった


「それでは、どんな話なのでしょうか?」


「えっとですね、個人的な事情で本当に申し訳ないんですが

ギルドの説明ってできますか?」


俺の言葉を聞いた受付の人は快く引き受けてくれた

ギルドの説明をまとめるとこんな感じだった


・ギルドでは主に依頼をこなしていくらしい

依頼は探し物などのボランティアみたいなものもあるが

ちゃんと魔物の討伐などそれっぽい物もある

・魔物の素材の買取などもギルドはおこなっているらしい

一般の人からも受け付けているがギルドに登録していると少し値段が上がる

だがギルドでは個人同士の取引とは違い一定の価格で買い取る

つまりやり方によっては個人で取引したほうが高い場合もある


「基本的にはこんな感じです」


説明を聞く限り登録してもあまりメリットがあるようには思えないな

依頼は登録者じゃないと受けれないらしいけど

それでも魔物の素材の買取をしてくれるなら俺としては困らない


「説明ありがとうございました」


用事は済んだので、お礼を言って帰る事にした

こっちの都合で部屋まで案内してくれたにも関わらず失礼だとは思うが仕方がない

ギルドに登録するかをデュークと話し合いたい

俺はさっさと部屋を出て行った

意外と受付の人は何も言わずに俺を行かせてくれた

たぶん俺には興味が無かったんだろう

ブックマークしてくれた人がいると知ったら嬉しくなりました

ガラにも無くテンションが上がり過ぎてヤバかったです


感想とかもよろしくお願いします

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