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新しい世界をだらだら生きていく  作者: 黒羽 暇人
第一章 新しい世界
4/5

第三話 新しい世界と壮大な雑談

第三話ですね

ここまで投稿日が全部同じ日なんですが

パソコンはうちの兄弟と共同なので使える日が限られてくるんです

だから一気に投稿しているわけだす

宿を借りて村の入り口で待っていると30分くらいでデュークが帰ってきた

待っている間は特にすることが無かったが

これからどうするかを考えているとすぐだった


「待っていてくれたのか優しいね」


「待ち合わせ場所とか無いだろ

どうやって集合する気だったんだ?」


「そこはもう勘で」


「アホか」


そんな事を言い合いながら宿に戻った

宿に戻ると丁度夕飯時だったので宿の食堂を使うことにしたのだが


「誰もいないな、こんなに安いのに

皆贅沢しすぎなんじゃないのか?」


食堂には誰もいなくて少し寂しい感じがする

ホントにお金を大事にしろよなぁ


「まぁ良いじゃないかこれなら部屋じゃなくても話が出来そうだし」


複雑だ…てゆうか自分でも不思議なくらい金に敏感になっているような?

新しい世界に緊張でもしているのかな?


席について少し待っていると受付をしていた女の子が料理を運んできた

そういえば人がいないと言えば従業員もいないな

聞いてみるか?いやでも俺はそんな個人的な会話は苦手なんだよなぁ

店での会話とかはできるんだが

そう思っているとデュークが受付の子に話しかけていた


「さっき受付やってたよね、もしかして一人で経営しているの?」


「はい、両親は今は引退して少し遠くの町にある家で暮らしています」


「偉いね君は、神様も君の行いを見てるかもよ?

良いことあるかもね」


本人がいったら説得力がすごな

まぁ良いことって言っても別世界に飛ばされるとかだろうな

人によってはただの迷惑行為か


「俺はデューク君の名前は?」


「私はアクアです」


なんかもうデュークが落としにかかっているようにしか見えない

くそ確かにデュークはイケメンだけどさ


用意された料理はパンにスープだった

パンはなかなかに美味しくてパンのみでも食べれるほどだ

スープも俺好みの濃ゆすぎもなく薄過ぎでもない味付けだ


一通り食べ終わり一息ついたところで話を始めた


「おいデュークなんで俺の前で女の子を口説くんだ?

俺が今まで彼女がいなかったことを知っての行動か?ああ?」


「口説く?アクアちゃんの事かい?

まさか!俺がそんなことするわけないだろ?

一応俺は元神様だよ?」


「よし一発殴らせろ、そして俺に謝れ」


「怖い怖い、もっと大人しい性格だと思っていたんだけどなぁ

それに俺だって天界じゃモテなかったんだぜ?」


「お前は一度女の子に俺はカッコいいかって聞いてこい…

それよりもお前外にいってただろなにかあったか?」


「こっちは特に何もなかったね

全部ただっぴろい草原だけだった」


「なら明日は村の中を確認していくか」


「なら俺はギルドに行ってみたいな冒険者をやってみたい」


「神が冒険者ねぇ、聞いただけでなんだそりゃって感じだな」


神級の冒険者とか神の冒険者じゃなくて神が冒険者だもんな

意味わからん


「だから元神だ、今は一般人と変わらんよ」


「そういえばお前はなにか二つ名とかあったのか?

例えば火の神とか水の神だとか」


「うーん、一言に火の神って言ってもいっぱいいるからな」


「そうなのか?」


「そりゃそうだよ、そっちで言えば宗教によって違ったり

もっと大きく言うなら世界によって違う」


「そりゃそうか、火の神にも俺が知っているのはイフリートとかフェニックスとか」


「その両方も神じゃなくて精霊として出たりもするだろ曖昧なんだよ色々と」


「話が脱線しているじゃないか、それでお前はなんだよ」


「明確には記されてないけど

そっちの世界だと人魂の神って言われてたなぁ

こっちだと天地創造の神かな」


「天地創造も気になるが人魂ってのはなんだよ」


「人の魂を整理したりする神かなあれは良い魂だとかあれは悪い魂だとか」


閻魔様えんまさまみたいなものか?」


「あれとはまた格が違うね閻魔様の方が断然強い」


「もしかしてお前って弱いほうか?」


「確かに有名なほどではないが一応天地創造もしたんだ

だいたい中堅位だと俺は思っているよ」


曖昧だな本当に、神の世界ってのはめんどくさそうだ

ってちょっと待てもしかして…


「もしかしてこの世界造ったのお前なのか!?」


「五月蝿いよアクアちゃんに迷惑になる」


「うぐっ、それでどうなんだよ」


「確かに元を作ったのは俺だし、企画も俺だけど

詳しいことはやってないから今のこの世界の文明レベルは正真正銘この世界の人々の頑張りの結果だよ」


本当にめんどくさいな神の世界は

世界がつくれるのに中堅止まりなのかよ


「ついでに言えば君たちの世界の全知全能の神とか天地を造像した神とか言われてるゼウスって神は正真正銘、神の世界のトップだよ

神の世界を創った神がゼウスで

そのゼウスが最初から最後まで一人で作ったのが君が生きてた世界だ」


「もしかして俺の生きてた世界ってすごいのか?」


「それはもう、まず宇宙なんていう自分で増えていく世界を創るなんて頭おかしいんじゃないかってレベルだよ」


「それじゃあ他の世界は?」


「真似たものは作れるけどあそこまで広大なものは創れないかなぁ

それでも自己増殖はしないし、創ろうとしても何兆世紀かかるか

この世界も今いる場所は地球みたいなもので太陽も月も作ったけど宇宙までは創りきれなかったよ、太陽も月もただそこにあるだけで浮かんでるわけじゃない、それに自転なんてこともしてないよ、時間が来たら太陽が沈んで月が見えるようになるだけ、もはや模様だね」


「地球が奇跡なんて人間は言ったけどまさか世界そのものが奇跡とは誰も思わないだろうな」


そんな壮大な雑談をしていると夜も更けてきたので

結局明日の予定はたてないまま部屋に戻るのだった


※あくまでそういう設定ってだけです


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