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新しい世界をだらだら生きていく  作者: 黒羽 暇人
第一章 新しい世界
3/5

第二話 新しい世界と宿探し

はい二話めですね プロローグ合わせたら三つ書きましたよ

むしろ今日だけでどれくらいかけるのか

さてデュークがは村の外に、俺は村に帰ってきたんだがどうしたもんか

まずは情報が欲しいんだがどこで聞こうかな

ファンタジーと言えばやっぱり酒場とかで聞くのかな?

他にはギルドとかでも聞けそうだな


どっちも場所は知らないけどね


それにここ村とか言ってたけど基準が分からん

俺からしたらなかなかに大きいと思うんだが

デュークは村って言ってたしな

……

そんなことより!早く行動しよう!

情報がダメでもせめて今日の宿くらいは!

宿は旅人のめにつく場所にあるはず

俺はとりあえず村の入り口から大きな通りを歩いて行くことにした


やはり歩いて少ししたところに宿屋を見つけた

てゆうか目の前にあったわ

見た目は普通の宿屋むしろ綺麗なくらい

でも入口近くにあるってことはそれなりに高いんだろうな

まずは料金を聞いてみよう


「あのーこれぐらい持っているんですが

だいたい何日ぐらい泊まれますかね?」


「これくらいだったらウチは三日は泊まれるね

ま、飯抜きだけどね!」


飯抜きかつまりそれ以外でまた代金を使うって事か

それはまずい今はお金を無駄遣いするのは駄目だ

この宿はやっぱり諦めよう

ついでに宿屋の主人にこの村の宿の場所を幾つか聞いて俺は宿探しを再開した


~一時間後~


これが最後だな

俺はいまだに宿を探していた

もう日は沈みかけている

そろそろ宿を決めなければいけないのに

なぜ俺がここまで探していたのかというと

俺のもったいない精神がフルで発動したからである

少しでも安い宿を探しているうちに全部見て最終的に決めることにしたのである

だが時間がない候補はいくつかあったがそろそろ見つけなければ日が暮れてしまう

夜になっても見つけられずに野宿は嫌だし

なによりデュークに馬鹿にされるのは絶対に嫌だ

つまり選択肢はこの宿しかないんだよー!

俺は覚悟を決め宿屋のドアを開けた


「いらっしゃいませ、御一人様ですか?」


そこは意外と綺麗な宿屋だった

なぜ意外と思うのかというとここは完全に人通りが少ない場所なのである

もしかしたら隠れた名店とかかもしれないな


「お客様?」


受付の方が首をかしげている

今気づいたが受付の子はなかなか可愛かった


「ああ、すまない

俺は一人じゃなくてあと一人連れがいるんだが」


「それでしたら一人部屋を二つか二人部屋を一つ選べますが」


「どちらが安いんですか?」


「二人部屋が一つですね」


「わかった、それでこの金でどれくらい部屋を借りれますか?」


「これぐらいだと、八日間ですね」


「そんなに安いんですか!?こんなに立派な宿なのに!?

あ、もしかして飯代を抜いているとか?」


「いえ、そんなことはありません

朝と夜のごはん代込みで八日間です」


いままで入ってきた宿で一番安いかもしれない

もう今日はここで決まりだな!


「それじゃあこの宿で五日貸してください」


「五日ですと、625ギルになります」


ちょっとまったーギルってなんだ

俺はこの世界の通貨を今初めて知ったぞ

なんかいろいろ銅貨とか銀貨っぽいのがあるって思ってたがどれかどれくらいなのか俺は理解してないんだが

ここで正直に聞けばいいんだろうけど

恥ずかしいしこれから舐められるかもしれない

もしかしたら嘘を言われるかも

そしてそのままぼったくられるとか!?

なんだよそれ笑えねぇよ

……正直に言おう

ここで足踏みしてたら始まらない


「すみません、通貨を理解してないんですが

これはいくらぐらい持っているんですか?」


「そうなんですか?

では私が説明しましょう」


おお、天使かこの子は説明までしてくれるとは

そうして店員さんの授業が始まった

店員さんは俺の目の前にちゃんと硬貨を出してまで説明してくれた

俺が盗むと言う考えは無いのだろうか

いやそんなことしないけど


説明によると

つくられている素材によって値段が変わるらしい

鉄は1ギル 銅は10ギル 銀は100ギル 金は1000ギル

と目の前で見せてくれた

俺は銅が10枚と銀が9枚だったので所持金は1000ギルだ

金の上にも白銀が10000ギルやなぜか黒曜石の100000ギルがあるらしい

白銀と黒曜石は見れなかったが勉強になった

まず白銀と黒曜石製は一流の冒険者か街の保管庫ぐらいにしかないらしい

まぁ確かに持ち歩くのは軽くていいかもしれないが

盗まれたら終わりだしお金を払うときは細かいので十分だ


「分かりましたか?」


と笑顔で言われたのでもうこれはこっちとしても


「とても勉強になりましたありがとうございます」


と笑顔で言うしかないだろう

実際勉強になったしね、俺の気持ち悪い笑顔でいいなら晒そう

やべぇ悲しくなってきた今日はもう枕を濡らすしかないねコンチクショー

とりあえず俺は勉強の成果として銅を3枚と銀を6枚出すのだった



感想があったら嬉しいです


※今回出てきたお金の単位は作者の想像力が無いからですすみません

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