第一話 新しい世界と俺
気分で次の話も上げちゃいました
これもある意味不定期更新ですかね?
こんにちわ皆さま、先日死にました泉 隼人です
死んだその日のうちに新しく生きることになりました
そしてもう既に生き返って新しい世界にいます
何処にいるかと言いますと
大草原のど真ん中で寝転がっています
周りには何もありませんね
村も動物すらいないよ
どうやって生きろと?
とにかくまずは持ち物の確認だ
とりあえず服はある、なぜか学校の制服だがまぁ良いだろう
次に持ち物、見た感じ何も持っていなな
うん、何もない
うん次に神を見つけたら一発殴ろう
ん?
ズボンのポケットになにか入ってる?
ポケットの中には紙が入っていた
広げてみると文字が書いてあった
『そこから太陽に向かってまっすぐ歩くと村に続く街道があるよ
そこから道沿いに歩くと村があるから今日は夜までにはついてね
色々贈り物を渡すから
神様より』
今回は殴るのは勘弁してやろう
まぁ草原に放置した理由は聞くけどね
もし納得できなかったら殴るけど
てゆうか神様も来ているのか
「それよりも太陽に向かってか…あっちだな
立ち止まっていても意味はないし
俺は歩き始めたのだった
~多分三十分後~
やっと街道についた
長かった意外と長かった
えっと次は街道沿いに歩くって書いてあったけど
「どっちに歩けばいいんだよ…」
道があるんだからどっちに行っても何かあるんだろうけど
俺の目的地はどっちにあるんだ?
ここは運に任せるしかないか
か・み・さ・ま・の・い・う・と・お・り!
よしあっちに行ってみよう
~おそらく一時間後~
やっと村についた!
これはもう神を殴り飛ばすしかないな!
紙には夜までに書いてあったし
夜には神が到着するって意味なのかな
それまで時間を潰したいんだがやる事がないな
まず、お金がない
一番致命的だ宿をとる事もできやしない
神がもってきてくれることを願おう
次に、情報が無い
情報どころかこの世界の一般常識すらない
下手に動いて捕まったりしたら笑い話にもならない
結論を言えば何もできない
「早く神こないかな」
「君から俺を求めるとは嬉しいね」
「うお!お前いたのか!?」
気が付いたら横に神が立っていた
「さっき着いたばっかりだ、
そっちこそ俺よりも早く来るなんて感心だね」
そう言って神は笑っている、が
「なぁ神、なんで俺をあんな所に置いたんだ?
納得できる理由を言ってみろ、できなかったら殴る」
「理由は特にないかな、強いて言うなら
村にいきなり人が現れたら騒ぎになるから遠くに置いたってとこかな」
「理由は無いっていたな、無いって言ったよな?」
まぁいいや、怒るだけ無駄か
「それでなんでお前までこの世界に来たんだ?
普通神ってのは天界とかにいるって思ってたんだが」
「普通ならそうなんだけどね
実はミスしたのがばれちゃってさ
連鎖的に勝手に転生させたのもばれて
罰として一緒にここに送られたって感じかな」
「アホか、もしくは馬鹿だろお前」
「酷いな、まぁ気にしないけどね
それじゃあ説明とかするからついてきて」
「説明?」
疑問に思ったがとりあえず神について行く
辿り着いたのは村の外
「この世界の人にはあまり聞かれたくない話だからね」
そう言って神は適当に腰を下ろした
「説明ってのは?」
「この世界のことだよ
二階言うのは面倒だからちゃんと聞けよ」
神の説明をまとめるとこんな感じだった
この世界には俺の世界にはない魔法やらがあるらしい
他にも魔物とかダンジョンとかも
つまりはだいぶファンタジーな世界
次にこの世界はまだまだ発展途上らしい
俺が最初にいた平原みたいに空いてる土地は多いらしい
一応最近では国とも言えるほどの大きな町も増えてきている
「超大まかな話はこれくらいかな
詳しいことは生活していれば自然と身につくんじゃない?」
この説明を聞いた俺は勿論興奮していた
こんな世界はもう男のロマンだろ
自慢じゃないが俺は生前この手のゲームやら小説は大好きだった
小さいころから憧れて高校二年生になった今でも大好きだ
「それじゃあ次にプレゼントだね
さっきも言った通り魔物がいるからね
その対策として色々持ってきたんだよ」
「対策?」
「魔法書とかは流石に無理だったけど
剣とバックそれとお金を君にあげよう」
「剣か俺完全に初心者なんだが使えるのか?」
「そんな君の為に一番軽いのを持ってきたんだよ
ほらとりあえず持ってみろよ」
そう言って神は俺に剣を渡した
確かに軽い、あまり鍛えていない俺でも軽く振り回せるくらい
「いいなこれ、本当に軽い」
「気に入ってくれて嬉しいけど
そこら辺に売ってるものと同じ位の性能だからね
あまり信じすぎない方が良いよ」
「マジか、こんなのが普通に売っているのか
流石ファンタジー世界」
「あとこのお金は贅沢しなければ
二人で三日、切り詰めれば一週間は持つよ」
微妙な金額だな
それは多いのか?少ないのか?
「あと村にもギルドがあったし
そこで適当に稼ぐのもいいかもね」
「やっぱしそういうのもあるのか
詳しくはやっぱり知らないのか?」
「まぁね」
いやそんなに偉そうに言われてもな
「それじゃあ俺は適当に村の外を歩いてくるから
宿をとるのは宜しく!」
「あお前俺に面倒事を任す気かよ!
神のくせに人間に丸投げとか良いのかよ!」
「はっはっは、今の俺は神じゃないからね、関係ないよ
あと俺の名前はデュークだ間違っても神とか言わないでくれよ?」
そう言うとデュークは村とは反対方向に歩いて行った
俺は仕方なく情報収集と今日の宿を探すために村の方に歩いて行くのだった
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