プロローグ
見てくれるだけでありがたいです
最後まで見てくれると涙が出てしまいますね
ハイ皆さまこんにちはー
えーっとですね、まぁ唐突なんですが、死にました☆
コンビニまで燃料を買いに行こうとしたらね
それはまぁ見事に車に轢かれましてね
死んでしまいましたよ
あっはっはっは☆
ふざけるなよ!マジで!!
ああ~、くそっ!
今日死ぬくらいなら、もっといろんなことしたかったぜ
例えば、彼女つくるとか…は無理か
友達作るとか…も無理だな、自慢じゃないが同性とすら話せないし
せめて知り合いぐらい…ならいけたはず!
自分で言ってて悲しくなってきたな
ま、死んだのは仕方がないし
今更後悔しても遅すぎるか
あーあもう少しましな人生を送りたかったなー
もし、もう一回人生があるなら後悔しない人生を送りたいな
「その願い叶えてやろう!」
いきなり後ろから声をかけられた
振り向くとそこには見た目は二十代前半位の男が立っていた
「もう一度やり直したいんだろ?
その願いをかなえてやるよ」
「一応聞くけど、お前誰だ?
なんで俺が考えていることが分かった」
「それは俺が神だからだ
どうだ?説得力がありすぎるくらいあるだろ」
どうやら神様らしい
威厳がまったくないな
神ならもっとよぼよぼのジジイとかってイメージがあるんだよな
「全員ジジイだったら世代が交代できないだろ?
あと幅広い意見が聞けない」
また心を読まれた
あまりいい気分じゃないな心を読まれるって
「話が進まないし、そろそろ説明をしたいんだが」
そう言えば願いを叶えるとか言っていたな
「実はお前は俺のミスで死んじゃったんだよね」
「少し待ってくれないか
今お前のミスって言わなかったか?」
「そうお前は俺のミスで死んだんだよ」
「お前マジふざけんなよ
ミスで人が死ぬなんて最悪だぞお前」
「器が小さい男だな
ホントに話が進まないからもう強制的に進めるよ?」
こいつは人の命をなんだと思ってんだ
「ミスで死んじゃったお前の事が上にばれたら俺もやばいからさ
お前を適当な世界に送り込むことにしたんだよ、つまりは転生だな」
え、マジで?ホントに?
「俺生き返れるの?」
「ホントホント、
それで普通の世界に生き返らせるのも俺がつまらないし
俺が考えた世界に行ってもらうよ」
「生き返れるなら何でもいいよ
さっさとやってくれ!」
「うん、ちょうど細かい説明は面倒だと思ってたんだ
早く行きたいって言うんだったら仕方ないよね、じゃあ頑張ってこいよ!」
そうして俺は二回目の人生を送る事になったらしい
何か感想をくれると嬉しいです