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拒絶から
「だまれだまれだまれだまれだまれだまれ(1月4日」
醜い言い訳など聞きたくない。
汚れた人間の声など聞きたくない。
そういう思いだった。
すべてを拒絶していた。これ以上汚れたくないと思っていた。自分の殻にこもりたかった。
でも、こもらなかった。
こもるのが怖かった。
ここまで来ても、やはり怖かったのである。
悔しかった。
自分が悔しかった。たくさん泣いた。
あれから3ヶ月。僕は自らにかけた呪縛を、解こうとしている。
周囲のさまざまなささやきに、耳を傾けようとしている。
あの時こもらなくて、よかったと思っている。
うん。こもれなくて、よかった。




