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。鈍。  作者: 深水葉月
87/89

81刀



「ほら、お得意の意志疎通でも使いなよ」

「…っ!」

 とっさにノアをにらむ。

 仕方ないが、ノアのお言葉に甘えさせて貰おう。

 みんなが傷つくなんて、私には耐えられない…!



『夕暮さん、三咲ちゃんよくきいて』

「鎦ちゃん!解けたで!」

『全部はめられたよ、向こうは戦うことを望んでる』

「「え」」

『やほやほ★もう第一の刺客を送っといたよ!喜んでね!』

「ノア!鎦ちゃんは無事なんやろうな!!!!」

『もちろんだよ~!じゃあね!』

 宙に浮いた人形は地面に落ちた。

 足音が近づいてくる。

 第一の刺客、それは…?



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