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80刀
「ノアちゃぁん♪」
「どうした、アヌビス」
驚いた。
もはや優くんはノアに蝕まれている。
優くんだった後はない。
白の長髪に、ピンクがかった肌、赤い目。
それは色素欠乏症の証。
そしてあの後、何度も暴れたのか手からは血が出て、目の下のくまが酷い。
「って事なんだけどぉ★」
「へえ、そうか。ヘズは牢行きだ。」
「ありゃまぁ!」
「鎦花は分かっていたからな。」
…え?
「そう仕向けた。ようやく戦えるんだ」
「どういう…」
「学園対精鋭軍なんて、ときめかないかい?」
…それが目的だったの?
度重なる遅筆、申し訳ありませんでした。
2話更新しときました。
鎦花ちゃんと一緒に私も成長できてたら嬉しいです。
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