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。鈍。  作者: 深水葉月
74/89

68刀


 観戦客が多くなった。

 次は、智ちんと三咲ちゃんの戦いや。

 

 智ちんは日本刀を構えた。

 一方で、三咲ちゃんは腰にブーメランをつけている。

 時計の針がカタカタ動く中、始まるのは11時30分。


 時計の針が“6”をさしたと同時に、高い笛の音が鳴り響いた。

 試合開始の合図や――!



 智ちんは剣道でいう“突き”を三咲ちゃんの喉に向かって繰り出した。

 三咲ちゃんはブーメランについている刃の部分で、それを防いだ。

 高度すぎてわかりずらい戦いやわ。

 二人は同時に後退。

 そこを狙って、三咲ちゃんのブーメランが投げられる…


「【標的枠ロック】」

 智ちんの体に曲線が描かれる。

「!!?」

 そこに向かって、ブーメランが直撃した。


「あり、理事長?」

 そんな中、理事長が試合を見に来ている事に、うちは気付いて近寄った。

 


 それが大きな間違いや、とも知らへんで…。




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