表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
。鈍。  作者: 深水葉月
65/89

59刀



「お、おい!守城ッ…!?」

「鎦ちゃん!?」

「先生、鎦花ちゃんはお腹が痛いみたいです」


「あ…そうか、粕谷。

 じゃあ、そっちの自己紹介を!」

鍛治屋かじや三咲みさきです…」

 眼鏡をかけ長い髪を、後ろで一つにまとめている少女が口を開いた。


 謎めいた転校生二人の席は、

 生憎、俺の後ろで鎦花の隣に粕谷

 夏目と榧の間の席に鍛冶屋と、なっていた。


「なぁなぁ!仁…!

 鍛治屋…三咲って!

 あのモデルの『三咲ありす』!!?」

「あ、あぁ多分。」

 一度CM撮影で共演した事のあるモデル、だと改めて気付く。

「きゃわわわわ!!!!すごーいッ!!!」


「錐崎くんと、水谷さんだっけ?よろしく」

「あ!優っち!よろ!!」

「優っち…?」

「あぁ…、気にしないでくれ。夕暮の趣味だ」

「ふぅん、おもしろいね」

「優、だっけ?鎦花と知り合いか?」

「ただの顔見知りだよ。」


 一瞬だけ、優の顔はひどく歪んで見えた。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ