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。鈍。  作者: 深水葉月
61/89

55刀


 真っ白な髪の色。

 焼けるような赤い目。

 それはまさに別人。

 そして、私の思いは全て怒りのままに。


「は?なんで能力をつかえるのかにゃぁ!?」

「鎦花ァ!?」


「…」

 びちゃ、と全身にかえり血を浴びたのを感じる。 

「え?あ、にゃぁあああああああ!?」

 気付けば相手の右腕が飛び、地面に落ちている。


「り、リタイアするから、ゆ、ゆ許して!」

 すでに特徴的な「にゃ」という口癖をわすれた榧さんが泣き叫んでいた。

「…」

 助けを請うように、頭を垂れ泣き叫び近寄ってくる。

 

 

 鎌を振り上げた榧さん。

 同時に口角を上げた【憤怒ラース】が相手より早く殴る。

「は…にゃぁ?」

 脳震盪のうしんとうを起こした榧さんは、あっけなく倒れた。


 これで2勝!!



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