表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
。鈍。  作者: 深水葉月
59/89

53刀


 “仁さんらしきもの”は、すっと手を前に伸ばした。

 パチ、という音と同時にまさに電光石火のごとく、

 地面にいかずちが這い、二人を襲う。

 受け身を取るのが遅れた戎谷くんを痺れさせる。

 榧さんは、鎌を利用して遠くへ飛んだ。

「ありえないにゃぁ!」


 バチッ、と光り追撃の雷が、榧さんに向かっていく

「【沈黙の掟(ルール)】っ!!」

 能力を発動した榧さん。

【能力禁止】という文字の出たパネルが、私と仁さんの肩につく。

 仁さんは、能力を止められ元の姿に戻り、私の横まで後退した。


「鎦花…?」

「やっぱり仁さん!大丈夫でしたか?」

「あぁ」

 

「なぁに、いちゃついてるんだにゃ!?」

 榧さんは、その間に大きく前進し私たちに近づいてきた。

 私は刀を構え、仁さんも大剣を構え、お互いに呼吸を整えた。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ