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。鈍。  作者: 深水葉月
47/89

41刀



 【強欲グリード】になっても、私の姿は何も変わらない。

 ただし…!


「ああ、その能力!容姿!才能!人望!家柄!

 全て欲しい!!なにもかもなぁ!!!」

 強欲・・になる以外は。

「俺の本にある258個の能力よりも便利だ!!」

 ハハハハ、と悪人のような笑いを【強欲グリード】は浮かべる。

「援護してくれよ、夕暮ちゃん」

「あ?はぁ…」

 ニヤ、と少し笑って【強欲グリード】は本を片手に持ち、走りだした。


 【死者の手】の攻撃をすり抜け、術者を1発で沈めた。

5678個( ほ ん )の内の1つ!【無視スロー回避スルー】!!」


 絶くんは、仲間が倒れたと言うのに、何も気にせず戦う。

 そして、回り込んだ仁さんとの一騎打ちとなった。

「悲しくないのか」

「別に」

「苦しくないのか」

「全然」

「寂しくないのか」

「思わな、い!!!」


 ゼェ、ハァ、と絶くんは息を切らせる。

 仁さんは、相手を泣きそうな目で見た。


 私は【七大罪つみ】を解除した。







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