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25刀
勇ましい音が一階から聞こえてきてる。
確か下は鎦ちゃん…やったな。
お盛んなことで、アハハ!
上に昇ろうと私は、階段へ行く。
その瞬間、見覚えのあるシルエットが目についた。
「索道…匂雪…っ!?」
「…夕暮…ちゃん…」
「おいおいおい。
結局俺らが最後かよ。
なぁ、楽しもう、ぜ?」
「no,probrem.
僕は貴方を殲滅して終わりですカラ。」
「…ちっ…。
ムカつく野郎だぜ…。
3年4組番号1…っ!錐崎仁也…っ!」
「3年1組No.19!!アドウット・ハモン」
此方からも、激しい爆音が鳴り響いた。
「僕らは頭脳戦と逝こうか。」
「えぇ、僕、アホやで?」
「…見えは張らないで結構。
君が学力テストで学年1位なのは知ってるさ。」
「はぁ、大層なことで…」
「君の知らない間に、僕は強くなったんだよ、元・世界チャンピオン」
「饒舌は結構やで。」
「ふ、まだ分からないのか?」
「【死の卓上(DEACH BOALD)】っ!!!」